第10話『ボート・アルフォート』

 風が吹いている。少し湿ってこそいるが、暖かく心地良い空気が、辺り一帯を包んでいる。草花は踊り、虫は歌う。


 そんな気持ちの良い草原で、アルティス・ガパオは昼寝をしていた。


 草地に寝転がり、両手を頭の後ろにやり、脚を組む。たまにはこうしてのんびりするとそれはそれは気持ちいいものだ。


 とある年の6月20日。紫蛇との激闘から、約3年が経過していた。


 アルティスは2年前に正式に冒険者となり、現在17歳。その実力は衰えることなく、魔物を倒し、人々を守り、ガッポガッポと稼いでいた。


「……随分とのんびりしているのね」


 寝転がっているアルティスに、そんな声がかけられる。


 ボヤけた頭でその声の元へと視線を向ければ、ベージュ色の服に灰色のスカートという格好に身を包んだ、マフィ・マカロフがいた。


 マフィは腰に手をやり、少し離れている場所からアルティスを見下ろしている。


「……まあね。たまにはいいよ、こういうのも。……にしても、マフィほんとにギルドに就職したんだね」

「……まあね。どう? 似合うかしら?」

「さあね」


 マフィが身に纏っているのは、ギルドの制服だった。


「……なんでまたギルドに」

「……なんででしょうね。自分でもよく分からないわ。……ただ、そうするべきだと思ったし、そうしたいと思った……それだけよ」

「ふーん。あんだけ僕を見下してたマフィが、僕をサポートする立場になるなんてね」

「言うわね。そんな4年も前のことを」


 そんな軽口を叩き合っていると、そこにもう1人男がやってきた。


 トゥエフの門から焦ったように走ってくるのは、銀髪に大剣のボート・アルフォートだ。


「いやー2人とも! 悪い悪い! 寝坊した!」

「ふん、アルティスは今まで寝てましたけどね」


 ボートが2人の元までやってくると、アルティスは起き上がって汚れた服をはたいた。軽く体を伸ばし、横に置いてあった刀を取る。


「ありがとなマフィ。知り合いだと気が楽でな」

「いえいえ、仕事ですので」

「で、ボートさん。今日は何で呼び出したんですか?」

「……ちょっとな。事が動きそうなんだ」


 その言葉に、アルティスの目が鋭くなる。


「……アルティス、紫電拳の進展はどうだ?」

「まあ順調ですよ。というかもう狙って発動できるようにはなってます。問題は指向性ですね。これはまだ発展途上です」

「そうか……いや、そこまで進んでるなら120点だ。ただ紫電拳の訓練は一旦中止だ。今日の用事ってのは……うん?」


 至って真剣な顔で話をするボートとアルティス。


 その2人を、折れそうなほどに首を傾げてマフィが見ていた。


「あの……いきなり私が分からない話をされても……」

「ああすまん……そうか、マフィには説明しないとか。……マフィは3年前、アルティスが紫蛇にトドメを刺した技を覚えているか?」

「直接見たわけじゃないですけど……雷みたいな音がして、振り返ったら紫蛇に黒い線みたいなのができて死んでいて……」

「アルティスがその時使った技は、魔拳と呼ばれる技の一種だ。魔拳は圧縮し、物質化した魔力を液体の形にし、血液に混ぜる。その魔力を腕や足など体の局部に集め、打撃等の衝撃をトリガーに超高威力の魔法を発動する……という技なんだが、これの威力はマフィも知っての通り。場合によってはS級ですら一撃で葬り去るほどだ。そんなヤバい威力なもんだから、魔拳は武と魔が融合した、生物としての最強の技……なんて呼ばれてる。紫電拳ってのは、雷属性の魔拳のことだ」

「……でもS級が化け物扱いされてるってことは、習得している人は少ないんですよね? なのに今さっきアルティス、なんか狙って発動できるみたいなことを……」

「ああうん、できるよ」


 眠そうな顔でサラリと言ってのけるアルティスに、マフィは表情を引き攣らせる。


「といっても紫電拳……雷の魔拳だけだけどね。それも僕の魔力量をもってしても1日3発が限界。これでも3年間ずっと鍛えてたんだけど」


 ギルドに就職したといえども、マフィに戦闘の知識や経験は無い。故にアルティスの魔力量が冒険者達にとってどれぐらい凄いのかも分からないが、紫蛇というS級モンスター……この目で見たあの怪物を単独で討伐したアルティスだ。きっと全冒険者の中でもトップレベルの魔力量なのだろうと推察できる。


「……まあでも、3発打てるなら十分じゃないかしら? 一撃でS級を倒せるポテンシャルはあるのでしょう?」

「まあそうなんだけどね……ただ問題が1つあって……」

「問題?」

「単純な話、対策されるとキツいんだよ。S級モンスターの中には人間に勝るとも劣らない知性を持つ奴もいる。それに人間のそれとは比べ物にならない魔力が合わさると、紫電拳すら耐える術を生み出すかもしれない」

「だからそれの対策に、もう1個魔拳を習得しようっつー話よ」


 そこでボートは懐から折り畳まれた紙を取り出した。それを開き、真剣味を帯びた表情を浮かべる。


「……先日……具体的には4日前の6月16日。ここから約1300キロ北西に進んだ地点で、S級モンスターである白竜らしき魔物を発見した、という報告があった」


 その言葉に、マフィは目を見開き、アルティスは目線を鋭くする。


「1300キロって……さすがにアトアミナの外ですよね?」

「ああ。だが冒険者って職業はこの国にしかないからな。有事の時には俺らが対処しなきゃならん。……ってのもあるんだが……」


 ボートはより一層目を鋭くした。考え込むような仕草をしてトゥエフを見、さらにその奥に広がる空を眺める。


 アルティスは反対の北西……紫蛇がやってきた方向を向いた。


「……約13年前からの魔物の凶暴化、何か引き寄せられるような動きをした紫蛇……S級がまた動くなら、またアトアミナに来るとギルドは推測している。だから民間人に被害が出ないよう、襲撃される前に倒す。そのために最上位冒険者を集めた部隊で討伐に行きたいんだが、もし白竜が2体3体といれば返り討ちに遭うかもしれない。だから現地調査と並行して、人類側の最高戦力であるアルティスの修行を行おうってわけだ。その指南役に俺が選ばれた」


 実の所、最近のギルドの対応は異例中の異例である。


 本来ギルドは冒険者と依頼主の仲介をする組織だ。その仕事内容故に全冒険者のプロフィールを把握しており、有事の際には適切な人材を派遣することができる。


 とはいえ仲介組織が表立って任務や仕事、ないし給料を払うといのは、もはや雇い主と言える対応だ。当の冒険者達からすれば偉そうだ、という意見が出てきそうなものだが……


 特別の意を持つS級モンスターという存在は、そんなイレギュラーな動きをせねばならないほどのものなのだ。


「まあ長ったらしく喋ったが結論! アルティスは新たな魔拳の修行! 俺はその指南! で、マフィはその間の記録をお願いしたい」

「……記録、ですか」

「まあアルティスや俺が言ったことをメモしてくれればいい。俺ができりゃよかったんだがな、俺も試してみたいことがある」


 魔法というのは、イメージ力が肝である。


 魔力とはそもそもなんなのか、何故魔力は生物や物質に宿るのか、何故魔力は圧縮すると物質化するのか。


 そういった根本的な謎は全くもって解明されていないが、結果だけは判明している。


 これも推測の域を出ないが、魔力は脳が発する微弱な信号で制御される。その魔力を制御する信号を出す脳の部位が思考等を司る場所のため、魔力操作はイメージの力に左右される。


 魔法を放つ時に技名を口にしたり、手を翳したり、杖を持つのはイメージ力の補強のためだ。


 技名を言うと魔法が発動する、魔法は末端から放たれる、魔法使いは杖を持つ。そういったイメージが魔法の発動を補助したり、出力を高めたりするのだ。


 だが逆に言えば、確固たるイメージを確立できるようになれば、技名を口にしたり手を翳したりといった、戦闘中には無視できない隙を無くすことができる。


 現在アルティスが行なっている修行は、彼のイメージ力を強化し、魔拳という高難易度の技を会得するためのものである。


 少しずつ気温の上がってきた6月下旬の草原の真ん中で、アルティスは胡座をかいて座っていた。目を閉じ、呼吸を整え、微動だにしない。まるで石像のようだ。


 そしてボートもまた、アルティスと同様目を閉じ呼吸を整えていた。ボートは右の拳を顔の前に持ってきており、その拳の周辺には紫色の光が僅かに渦巻いている。


 2人は静かな草原の中、呼吸を行い、動かず、意識を研ぎ澄ましていた……が。


「……っあー!」


 ある時ボートは声を上げ、地面に倒れ込んだ。


「……あのー……?」

「あ、ああ、すまん。ビックリさせちゃったか」


 アルティスとボートの数メートル横で、マフィはメモ用紙とペンを持って2人を見ていた。


 シンと静まり返った草原に突如ボートの声が響き、マフィはおずおずとボートの顔を覗き込む。


「……これ、何やってるんですか?」

「アルティスはイメージのトレーニング。魔法はイメージが肝だからな。……俺は魔拳を発動させようと頑張ってみたんだが……上手くいかなかった。50近くまで冒険者やってると自分の限界も嫌というほど分かってるからなあ、自分が成長して魔拳打ってる姿がイメージできない。魔法って、野心や向上心を持って未来の自分をイメージできる若い奴の方が上達できるのかもしれないな」


 頭を掻きながら少し悔しそうな顔をするボート。


 マフィはボートの正確な年齢は分からないが、顔に刻まれた皺、浮き出る思慮深さや鍛え抜かれた肉体。そのどれもが歴戦の冒険者ということを表している。先程のボートの言葉にもあった通り、既に50歳に近いのだろう。


「……ボートさん」

「ん?」

「ボートさんってどうして冒険者になったんですか?」


 マフィの問いに、ボートは目を丸くする。


「……そういや、学院の生徒とこういう話したことなかったな」


 心なしか小さな声で言うと、ボートは北西……今はもう使われていないエーミール学院の校舎を見た。


 紫蛇の一件で生徒の約9割が死亡し、エーミール学院は学校としての形を保てなくなった。またそれ以上に旧都街の外に学校があることの危険性が周知されたこともあり、エーミール学院は既に消滅している。


「……もう何十年も前……学校に入る少し前ぐらいに友達が死んだんだ。魔物に襲われて。当然ショックだったし悲しかったが……当時の俺は、悲しんでいる友達を見るのが何より辛かった。だから俺は冒険者になって、子供達の笑顔を守りたかった。けど結局3年前も、格上にビビりちらかして、現場に着いた頃には子供達はほとんど死んで紫蛇はアルティスに倒されてた。思い出のエーミール学院も無くなって、魔拳も習得できないで……歳か才能か、そろそろ引退かな」


 遠い目をして、自嘲を含んだ力の無い笑みを浮かべるボート。


 その目が見ているのは、エーミール学院で楽しそうに過ごしていた過去の生徒達なのだろうか。それとも、これからアルティスに救われる未来の子供達なのだろうか。どちらにせよ、その命はボートの手で守られたわけではない。それはまさしくボートの才能の程度を表しているようで……


 なととボートは考えているのだろうか、とマフィは思う。


 冒険者には冒険者の視点があり、考え方があり、価値観がある。マフィはそれらを知らないし、知ることは恐らく無い。


 A級冒険者にまでなったのだ、戦い方のたの字も知らないマフィと比べれば、ボートは才能に溢れすぎていると言えるだろう。


 元気になってほしい、励ましたい、褒めたい、讃えたい。


 だが30歳以上も年上で、戦いの経験も人生の経験も豊富なボートに、17歳の若造が何を言えるのか。


 マフィの頭は感情と思考がせめぎ合い、胸を押さえつけた。


「……ま、今回の白竜の発見がマジだった場合、俺も作戦に参加する。そうなれば死ぬか大怪我だろうから、引退は確実かな。死んで引退か生きて引退かは知らないけどな」

「……私はボートさんが死んだら悲しいですよ」


 ボートはチラリと目線をマフィへと向ける。


 しかとボートを見つめるマフィの目は、悲しんでいるとも、怒っているとも見える。その中で渦巻く感情……ボートもマフィも、それを表す言葉を持っていない。


 だからマフィは、ボートの言葉で思ったことをただ口にする。


「……冒険者同士だと、自分も相手も死んじゃうことを常に覚悟してるのかもしれないですけど……私は冒険者じゃないので。……普通の人は、顔見知りが死ぬ覚悟なんてできないし、したくないです。ボートさんが悲しませたくない子供達は、ボートさんが死ぬときっと悲しみますよ」

「……お、おぉ……17歳の女の子に説教されちまった……」


 苦笑を浮かべながらも、ボートの目の光は心なしか強くなっていた。


 生物である限り、死は避けるべき状況であり、避けるべきが故に生物は死を恐怖する。


 どれだけ超人的な力を持った冒険者だろうと人間だ。死は怖いし、死にたいなんて思わない。


 だが、それでも死ななくてはならない。もしくはほとんどの確率で死ぬという状況になったなら……人間は生を諦めるべきなのか。


「……そうだな……自分が死んで人が悲しむなんて、冒険者になってから考えたことなかったな。……ありがとよ、マフィ。これからはマジで死ぬ! って状況になってもちょいと抗ってみるとするよ」

「……そうしてくれると嬉しいです」


 溜まっていた息を吐き、マフィは安心したような笑みを浮かべた。


 と、その瞬間。


 ボオッ‼︎ という、炎が燃え上がる音が響いた。


 音の先に視線を向ければ、胡座をかいたアルティスの右手に炎が宿っていた。その炎は出現した瞬間、高さ3メートルを超える大きさに達し、徐々に小さくなっていく。アルティスの手が火傷する様子も無く、時と共に火力は上がっている。


 数秒後、炎は拳を薄く包み込むだけの大きさとなった。それからは少しずつ色が薄くなっていき、さらに数秒後、巨大な炎は見る陰もなくなった。


 アルティスはゆっくりと目を開け、自分の右拳を見る。手を開閉し、全体を眺め、指を細かく動かしてみる。


 炎の出現と収束、一連の出来事に目を丸くしていたボートは、口をポカンと開けて呆けていた。


「……あ、アルティス? 今のは何だ……?」


 アルティスは立ち上がり、体をほぐしながらボートとマフィの元へと歩いてくる。とてもリラックスした様子で、マフィはアルティスがどこか満足げな表情をしているようにも見えた。


「……魔拳って打撃をきっかけに発動しますよね。これって衝撃で爆発する感じに近いかなって思ったので、拳の中に火薬を詰めるようなイメージをしたんです。多分まだ撃てないとは思いますけど……コツは掴んだと思います。ただこのイメージだと1発撃つたびに火薬の装填のイメージが必要なので、連発は厳しそうですけど」

「お、おお!」


 その報告に、アルティス以上に喜んでガッツポーズをするボート。目はキラキラと輝き、顔の皺に反して少年のような光を宿す。


 マフィはハッとした様子で、手元の紙にアルティスの言葉を書き記す。


 魔法の発動方法やイメージのコツを記録し、習得できる者を増やす。実体験に勝るものは無い。冒険者の証言を保存するのもギルド職員の仕事だ。


「だったら後は反復練習だ! 雷のイメージを消してかつお前さんの言う『火薬を詰めるイメージ』をより素早くできるようにする! 魔拳の連発が必要な状況なんて想像したくないが、やっとくに越したことはないからな! それに隙を突くためにも発動は素早い方がいい!」

「わ、分かってますからそんな熱くならないでくださいよ……まだ撃てたわけでもないのに……」

「いやいやそれぐらい凄いんだっての!」


 はしゃぎながら、ボートは突きの構えをとった。そしてゆっくりと右の拳を突き出す。だがその機動は明らかに歪んでおり、間違った型に見える。


「魔拳ってのは1発撃つと、こんな風なある種の癖がつく。だから初めて撃った魔拳……アルティスなら紫電拳以外の魔拳を撃つのが難しくなるんだ。だからコツを掴んだだけでも相当なことなんだぞ!」

「ええ? そういうのは早く…… いや、それだと変な先入観できちゃうか……」


 イメージというのは何も視覚的な想像だけではない。音、匂い、熱、質量、衝撃、そしてもっと抽象的な“感覚”。


 それらをより鮮明にイメージするためには先入観なども重要だ。こうすればできる、このままだとできないという認識は、無意識下の思考を変化させる。無意識をコントロールするという離れ業を会得するか、凄まじい技術でゴリ押しするかしか、先入観には打ち勝てないだろう。


 だから新人に修行をつける指南役は、しばしば誤った情報を伝えたり情報を秘匿したりといったことを行う。それで魔法が発動できたなら良し、できなかったら場合によるが真実を話し、修行を再開。新人冒険者への教育の定石だ。ちなみにこれらの手法はギルドの上層部しか知り得ないので、新人に漏れることはほとんどない。


「そういうこった。いやーにしても、気が抜けたら腹が減ったな。アルティス、金渡すから何か買ってきてくれ」

「えー? マフィが行ってよ。ギルド職員なんだし」

「デートで女の子パシる奴があるかっての。ほらほら、行ってこーい!」

「めんどくさあい……」


 ボートにお金を握らされたアルティスは、トボトボと街へ歩いていった。あの俯いた小さな背中が、現人類最強の男の物だとは誰も思うまい。


 そんなアルティスの背中をなんとなく見つめていたマフィの元に、ボートは歩み寄る。

そして声を潜め、マフィにだけ聞こえるように耳打ちした。


「……ちなみにな、魔拳の2種類習得が意味するのは単なる偉業ってだけじゃねえんだ」

「え?」

「実はな、S級冒険者の認定条件が、魔拳を2種類習得することなんだよ」

「……S級……? ……え……⁉︎」


 マフィは目を見開き、離れていくアルティスの背中を見た。


 その丸まった背中から連想されるのは、出会った当時のウジウジした根暗なアルティス。エーミール学院で色々あったものの、あれからまだ4年しか経っていない。


 もしこのままアルティスが2種類目の魔拳を習得したなら、彼は歴史上初のS級冒険者となる。


 マフィはトボトボと歩くアルティスの背中を見つめる。少しずつ遠ざかっている背中が、いつしか物理的な距離以上に遠いように見えて……しかし確かな高揚感も抱いて……


 マフィは無意識に、右の拳を握りしめていた。

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