(二)-10
「ありがとうございました~」
翌週、三人は河内長野市の市民文化芸術会館大ホールで行われていた「オシモト興業主催 お笑いグランドポスト」の南近畿予選会に参加していて、ちょうど自分たちのネタを披露し終えて深々とお辞儀をした。いつもと同じく、ドリフのコントのように、金だらいが古山の頭に落ちてくるオチで、自分たちのネタを締めた。
お辞儀をしたところで、客席の最前列に並んでいる審査員たちの、端にいる女性がマイクを取って「では、講評を始めます」と話し始めた。
(続く)
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