第71話 小さな小さな秋がやって来る
通勤途中、眺める田んぼの畦には真っ赤な彼岸花が咲き、稲穂も頭を垂れています。
あいも変わらず日中はうんざりするような『猛暑』が闊歩していますが、
…そこかしこに秋の気配を感じます。
ご無沙汰ぶりです、男です。
今年は初めて夜間にエアコンを使う生活に入りました。
起きている間は勿論エアコンを使っていました…が、就寝時にまでエアコンを使うことはありませんでした。
昭和生まれって、エアコンを使うことに妙な抵抗感があるんですよねぇ…贅沢だとか、成金趣味だとか。(いわゆる、奇妙な偏見というやつですな)
さて、夜間エアコン生活を始める原因となった理由が二つ。
一つ目は、連日の『熱帯夜!』
男の生息する場所は、阿蘇外輪山の外側、標高にして196mの小高い丘に立地しています。
従って、巷が『熱帯夜じゃぁ!』と叫んだところで、この標高差のお陰で、少なからず『涼しい』世界に居たのです。
ところがギッチョン!
標高差をもろともせず、『熱帯夜!』が巷から駆け上ってきたわけです。
お陰様で、窓を開けても扇風機を回しても、一向に『涼しく』ならない!
二つ目は、年齢からくる『脱水症状』の問題。
そうなんです、『寝る前にコップ一杯の水、起きた時にコップ一杯の水』という給水の癖をつけないと、体調不良に突入するお年頃になってしまったのです。
因みに、旧来の就寝と終日の荷造り作業で汗をかきまくると、就寝中に脱水症状が進行してしまい、翌朝は酷い便秘に悩まされます…ウサギの糞なんですよね、カラカラのカチカチ(お食事中の方すいません。)
これが詰まってしまうと、お腹が張ってもがき苦しむ羽目になり、お陰様で欠勤した挙げ句、朝から昼ごろまでトイレに篭ってモガイてました…本当に糞詰まって出てこないんですよねぇ。
今年に入って、二度目の『酷い便秘』を経験した結果、もう今まで通りに行かない…と観念したわけです。
ようやくこれで秋が来るのでしょうか?
いい加減、秋分の日も押し寄せてきますし、何と言っても『暑さ寒さも彼岸まで!』と申しますので、秋が来ることを期待したいところです。
まあ、空が高くなっても、夏の入道雲は居座っているし、まだまだナツアカネが田畑を飛び回っているんですけどね。
さてさて、皆さんの周りには小さな秋はやって来ましたか?
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