第977話 えびえびしすたーず「弟子2」

「我が妹よ。なんと、第一志願者は、異世界のお姫様なのです!!」

「あら、お久しぶりの登場と思いましたら、私を弟子にしたいと。なんと傲慢で愚かでバカバカしい話なのでしょう。私を弟子に雇うと言うからには、貴女は何を提供できると言うのですか? そもそも教える技術も知識も経験も無い時点で師匠と名乗ろうと思う方がどうかしているのです。それでも、私を弟子にしたいと言うのなら、まず土下座をしながらお願いすべきでは無いですか? それから、毎食最高の食事と飲み物を提供し、さらに十分な量を食事には求めますわ。それに、服も最高級の物を要求しますわ。私、一度着た服は二度と着ませんわ。当たり前です。私、こう見えても『裏ボス』なのですよ?」

「お姉ちゃん。次の弟子候補お願い」

続く!

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