「先輩。お弁当美味しそうですね」

「後輩。冷凍食品が多いから後輩もお弁当を作ってみる?」

「先輩。私は、朝弱いのが弱点ですからね」

「後輩、そうよね。朝って忙しいものね」

「先輩。と言う訳で、私のお弁当も一緒に作ってもらえないでしょうか?」

「後輩。それは朝の時間の価値と経済的負担の観点からどう考えても無理じゃないかな?」

「先輩。そんな厳しいこと言わないでくださいよ!」

「後輩、しかたないでしょ?　何だって経済的問題とか時間って言うコストってのがあるのだから」

「先輩と後輩の仲じゃないですか!?」

「後輩。頑張って早起きしたら良いじゃない」

「だって先輩。私が早起きしちゃったら私の後輩としての個性が無くなっちゃいますよ!」

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