第869話 えびえびしすたーず「そうなのですわ」
「生徒会長。わたくし今回は特に意見はありませんわ」
「それでは、今回の生徒会は終わりましょう」
「生徒会長…。そこは『副会長どうしたのですか? 何か変なものでも食べたのですか? 風邪ですか? 勉強が忙しいのですか? 生徒会以外の自己表現の場を見つけたのですか? 家庭環境で何かトラブルでも起きたのですか? 悩み事でもあるのですか? 私でよければ話を聞きますよ?』とか優しい言葉の一つも副会長でもあり幼馴染のわたくしに問うものではないのですか!?」
「副会長。それだけ元気なのですから私が何を心配する必要があるのです?」
「今日も平和な生徒会でした」
「書記、これの何処が平和な生徒会なのですか!?」
「副会長。いつもの生徒会ではないですか?」
「会計、貴女も何を言っているのですか!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます