第652話 えびえびしすたーず「記憶」
「先輩。このコスプレ懐かしいですね」
「後輩。スマホを押し付けなくても見えるわよ」
「先輩。この作品懐かしいですね」
「私のコスプレ写真じゃなくて後輩の写真を探しなさいよ」
「先輩。私、先輩やヨーロッパのお友達ほどコスプレしていませんから写真はほとんど残っていませんよ?」
「後輩。コスプレしたらモテるとか言って写真を撮りまくっていたじゃない?」
「先輩。確かにモテるためにコスプレ姿を撮影しましたけど、用が無くなったらすべて消去しましたよ!」
「……つまり私のスマートフォンに残されている後輩のコスプレ姿の写真は希少であると?」
「先輩、その写真どうして先輩が持っているのですか!?」
「ほら私ってバックアップ大好きだから」
「消してください先輩!!」
「後輩。私以上にヨーロッパのお友達がバックアップ大好きな性格だから諦めなさい」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます