熱い味噌汁
人間 という 生きもの は、苦悩・悲嘆・絶望 の 最中 に あっ ても、 そこ へ 熱い 味噌汁 が 出 て 来 て 一口 すすり こみ、(あ、 うまい) と、感じる とき、 われ 知ら ず 微笑 が 浮かび、生き甲斐 を おぼえる よう に でき て いる。
大事 なのは、人間 の 躰 に そなわっ た、 その 感覚 を 存続 さ せ て 行く こと だ と 私 は おもう。
池波正太郎 「私 の 正月」(日曜日 の 万年筆」より
自分自身、病気で一番苦しい時、美味しい味噌汁に救われたので。
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