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2025年4月21日 18:16
拝読した時に、どう感想を述べるべきか全くわからず(なら何も言うな言われそうですが)、時間を置いて二読したのですが、やはり言葉がない、というのが正直な気持ちです。この作品はホラージャンルと言うより、はっきり幻想文学の範囲でしょう。あるいは、死の領域の美しさとか、死に対する畏怖の気持ちとか、死者によせる切なさとか、そういうものに極振りした幻想文学寄りのホラー掌編と言えるでしょうか。それにしても、似たような怪異に出会ったと言われるユーザーさんのコメントとか、そもそものストーリーに元ネタがあるよ、との情報に接すると、いよいよ持って沈黙するしかありません。その怪異の意味をあれこれ解釈するより、ただ受け入れ、死というものに思いを馳せるしかない、そんな内容であり、文章でした。この文字数でこの濃密さ。お見事です。
作者からの返信
湾多珠巳 さん御清覧とコメント、ありがとうございます>(なら何も言うな言われそうですが)私にとり、読者のかたからレスポンスをいただけるのは、なによりもうれしいことです。フィール・フリーに、どしどし感想を書いていただけると幸甚です>幻想文学寄りのホラー掌編本稿の執筆にあたり、あまりジャンルについては考えていませんでしたが、もともと幻想文学が好きということもあり、識らぬ間に斯く癖が出ていたのやもしれません>その怪異の意味をあれこれ解釈するより、ただ受け入れ、死というものに思いを馳せるしかない私は作者のパラフレーズというものを好まないのですが、あえて申し上げますと、私はもともと「ただ人間を延長したような怪異」、つまりは容易に理解が可能な怪異が苦手でして、復、安易に共感だの理解だのという言葉を用いる世間への反発もあり、小説を叙す際にも、斯く偏屈な土性骨が露出してしまうところがあります長くなりましたが、いつも貴方のコメントに救われています深謝
2023年3月18日 01:10
情景が思い浮かぶ筆力の素晴らしさと父が死んだ要因のショッキングさがすごい…おれの突飛な行動における気持ちもなんだかリアリティがあってズシンとくる短編でした。
神崎あきら さん 御清覧とコメント、ありがとうございます人間、プリミティブな感傷に支配された際には、その言動は筋道を失したものになりがちですね
2022年9月23日 14:10
似たような怪異に出会ったことがあるので驚きました。
御清覧とコメントありがとうございます世の中、不思議なことがあるものですね私自身は心霊体験がございません。幼時より幽霊を目撃したいと切望し、今日に至るまで幽霊を見るための努力は続けてまいりましたが、未だ成果はあがらずでございます。私は今そういった意味で、実際に怪異と遭遇なされた深川さんを羨望しております。また私が蒐集いたしました、本作の元ネタとなった体験談の真実味も、この奇妙な偶然により増すものと思われます。末筆、再び御清覧とコメントに感謝したく存じます作者、ぶざますぎる
拝読した時に、どう感想を述べるべきか全くわからず(なら何も言うな言われそうですが)、時間を置いて二読したのですが、やはり言葉がない、というのが正直な気持ちです。この作品はホラージャンルと言うより、はっきり幻想文学の範囲でしょう。あるいは、死の領域の美しさとか、死に対する畏怖の気持ちとか、死者によせる切なさとか、そういうものに極振りした幻想文学寄りのホラー掌編と言えるでしょうか。
それにしても、似たような怪異に出会ったと言われるユーザーさんのコメントとか、そもそものストーリーに元ネタがあるよ、との情報に接すると、いよいよ持って沈黙するしかありません。その怪異の意味をあれこれ解釈するより、ただ受け入れ、死というものに思いを馳せるしかない、そんな内容であり、文章でした。この文字数でこの濃密さ。お見事です。
作者からの返信
湾多珠巳 さん
御清覧とコメント、ありがとうございます
>(なら何も言うな言われそうですが)
私にとり、読者のかたからレスポンスをいただけるのは、なによりもうれしいことです。フィール・フリーに、どしどし感想を書いていただけると幸甚です
>幻想文学寄りのホラー掌編
本稿の執筆にあたり、あまりジャンルについては考えていませんでしたが、もともと幻想文学が好きということもあり、識らぬ間に斯く癖が出ていたのやもしれません
>その怪異の意味をあれこれ解釈するより、ただ受け入れ、死というものに思いを馳せるしかない
私は作者のパラフレーズというものを好まないのですが、あえて申し上げますと、私はもともと「ただ人間を延長したような怪異」、つまりは容易に理解が可能な怪異が苦手でして、復、安易に共感だの理解だのという言葉を用いる世間への反発もあり、小説を叙す際にも、斯く偏屈な土性骨が露出してしまうところがあります
長くなりましたが、いつも貴方のコメントに救われています
深謝