フード
一部の洋服にはフードと呼ばれる部位があるが、これは帽子の機能を服の一部でありながら持っている。だが帽子とは決定的に異なるものがある。人に与える印象である。帽子は既に服から独立し、時にその人の属性を表す。例えばつば付帽子の額の部分にアルファベットのSとHが重なっていれば、その人はホークスの選手あるいはホークスファンである。ところがフードから我々が想起するのは、「不良」のイメージである。
「不良はフードをかぶる」、ここでは先の場合と因果が逆転している。エミネムに代表されるラッパー、映画『ロッキー』のトレーニングシーンのようなボクサー。少しグレていて喧嘩っ早く近寄りがたい人たち、彼らは多くがフードをかぶる。ゆえにフードがあると、いつもよりカジュアルでストリートな印象を受けるのだろう。ちなみに私はフード付きパーカーが好きである。特に女性が着ているオーバーサイズは可愛いので国を挙げて保護すべきである。
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