様々な視点から描かれる明日の来なくなった世界。ループを自覚する人が増えていく中で、どう生きていくか、どう対処していくかの斬新な人間模様が面白いです。
かきぬ よる と読みます。拗らせラブコメと名探偵とアイドルとパフェが大好き。 noteにも創作物があるかも→https://note.com/ykkn611
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(718文字)
「明日が来る保証なんてないんだから」それは、現代に生きる私たちが、倫理や道徳や哲学や、人生観死生観を語るときに往々にして出てくる仮定のことば。ただし、どれだけそんなことを頭で理解してみようと…続きを読む
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ループものにおける主人公の最大の武器は自分だけが記憶を持ち越せて何度もやり直せること。しかし個人ではなく、それ以外の全人類もループし始めた場合、世界はどうなってしまうのか? そんな全人類が同じ一日を…続きを読む
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