ロックな生き方を揺らす弱音と言う秋風

生き方に確信を得ていても分岐点を過ぎてから葛藤することは多々ある。
本当にこれで良かったのかと。
人生はそんな繰り返しとも言えるが、本作の彼も同様に迷っている。
そんな心情が現代ドラマだからこそ、読み手に良く伝わって来る。

こんな思いに苛まれた経験がある人ならば当時の記憶がおぼろげながらも
蘇ってくること間違いなし。生き様に飾りなど不要なのである。