第5話
頭のなかで、夕方になるくらいに絵鈴唯が、シイちゃんに何か質問している横で、ぼくは弁当箱を用意していたのを思いだしてみます。
「うん。わからないみたい」
シイちゃんが、質問にぽつりと呟きながら、弁当箱にパンを詰めていました。
「自分のものじゃないから、やっぱり平然としてる……耐えられない、普通なら。
それが自分の立場だったなら、とっても苦しいはずだよ」
絵鈴唯には意味がわかるのでしょう。そうだなと頷いています。
「訴えたい気持ちって、あるはず、でも言えない理由があるんだ」
「言えない理由とは?」
絵鈴唯がわかっているという風に聞くと、シイちゃんが言います。
「わからない、けど。自分の秘密が暴かれるから。堂々とすることが出来ずにいる……
あの家の周りをうろうろしておくしか無い」
のんびり話していたシイちゃんが見せた饒舌を、ぼくは初めて見ました。
それほどに、真剣なのでしょう。
「暴かれる。
なるほど……こう主張すれば、お前は? と切り返されることを、恐れ、向き合えないということの証明なんだね」
…………
軽い食事をしながら、ぼくは、ぼーっと今日あったいろんなことについて考えました。
絵鈴唯に心配をかけてはいけないのはわかるのですが、どうしても、不安にはなるのです。
太井さんも……自分の秘密が暴かれるからぼくに執着してるんだ。
そうじゃなかったら、すっぱり縁を切り忘れているはず。
それしか能がなかったからなんだ。
太井さんは理事長の関係の娘だから……
アカデミックハラスメント。
友達だった、白い子。やめていったり姿を消した人――――
白くてふわふわしたぼくの友人。
あだ名はクマだった。
誘拐されて、殺害された。
懐かしいな、なんて月を見上げながら思い出します。
ぼくの身体は、だんだん悪くなっていて、だから、元気なうちにストックを沢山つくっていたのをまるごと全部持ち逃げされて空になっていて、さらに、その持ち逃げした先輩たちから敵対されているんですが……
最後の最後にどうにか逃げ切って出したものは、 権力という驚きの奥義で強制撤去。
それを拾って図太くネタにしてしまうのが、太井さんたちのグループで。
今も、 クマがどうとか、煽りだけを言いに来るという感じ。
目の前の絵鈴唯を見ると、やっぱり地の文では肩までの髪だと思っていたのが表紙じゃなぜか違うとばかりに背中くらいまで伸びてやがるので、この人また部屋で本ばかり読んで散髪行かないんだ……と、思いました。
「前も言ったはず。
髪の長さを短くしたら、きみとキャラが被ることを、意識してみた、かな。だからもう少し伸ばす」
振り向きざまに大真面目に絵鈴唯は言います。
「だから、それだけで、被るかっ!」
「おにいさん」
シイナちゃんが、ぼくを見上げて話しかけました。
「ん、なに?」
「いつのまにか、敬語じゃなくなってきてますね」
「あ……嫌、でしたか」
「僕がいる手前、自分だけ敬語でなんだか他人行儀な気がしたんだよな」
絵鈴唯が長い髪を揺らしながら呟き、僕も頷きました。
……なに気取ってるんだよという絵鈴唯のニヤニヤした目かつらかったんですが。
「ううん、嬉しいです。でも、あの……」
とシイナちゃんはなにか戸惑いながらぼくを見上げました。
この『見た目』か。
「瑞って呼んでもいいよ。おにいさんって呼びづらいよね」
絵鈴唯も呼び捨てなのを思い出してぼくが言うと、シイナちゃんは、ぱあっと目を輝かせます。
弁当を畳んでいたら急な雨が降りだしました。
「最近多いな、雨」
ぼくが言うと、絵鈴唯が笑います。
「梅雨かと思ってしまうよねー。この地域は、梅雨は特に雨がすごいから……」
梅雨の時期、地盤沈下したこともあったっけなとなんだか思い出しました。 傘を持って来ていたらしくて、絵鈴唯がばさっと大きな和傘みたいな傘を広げました。
ぱららら、と軽やかな音がして、雨粒が転がっていきます。
「持ってたんだ」
「雲行きが怪しかったからね」
絵鈴唯は広げた傘をいとおしそうに見上げました。三人で入ると少し狭いですが、それでも大きめだったのもあり多少は効果がありました。
どこかの家の窓から、ラジオが流れてくる中、ぼくらは帰路をいそぎます。
――過去からは逃げられない。
空白の期間は、つきまとう。
いくら今立ち直っていても。
それまでの間 は、
絡み付き、自分と他人との差となって
いつまでも追いかけてくる。
過去からは逃げられない。
差となって、うねり、荒れ狂う。
みんなにある思い出
わたしには ないんだ
みんなにある思いが
わたしには ひとつもない
今までどうしてたの?
今までどうしてたの?
今まで
「ただいまー!」
ドアを開けて、中に入ると、やっぱり開放的な気分になりました。
「おぉ、お帰り」
絵鈴唯が言います。さっき一緒に帰っただろ。
「クリームお汁粉……」
絵鈴唯がうーむ、という顔でその場に立ち尽くしています。
「食べたいの?」
何も答えずにいつもの作業台へと歩いていき、がさっと、ペーパーパレットを取り出しました。そして絵の具関連の画材各種を広げます。
アクリラガッシュなどの固まる系、画家の名前がついてたりもする、透明水彩など様々な水彩系、安価で手に入るものから、少し高めな日本画向き……
赤をベースに、紫や茶色、オレンジに黄色、そして少し青 を絞り出して混ぜていきます。
絵鈴唯はこうなると会話をしてくれないので、ぼくにはあまり触れられません。
「なに、してんの」
「配合率」
「はぁ」
「配合率が、なんか、なぁ」
赤っぽい液体を再現していることはわかったので小豆にしては明る過ぎないかとぼくは聞きました。
「え?」
絵鈴唯が驚いた顔になります。
「よきかな、か」
それだけ言いました。
善哉。
ぜんざい。
めでたいことば。
「うーん……」
と、絵鈴唯はまた唸ります。
シイナちゃんが、絵鈴唯はどうしたのかと聞きました。ぼくは、いつもの絵鈴唯だから大丈夫といいました。
「瑞は正常だよ」
絵鈴唯は、ぼくを強く抱きながらささやきます。
「僕が死んだら、この身体全部、瑞にあげる」
「ぼくが死んだときも、絵鈴唯にあげる」
ぱっ、と部屋が真っ暗になりました。
ぼくらは身体を離して立ち上がります。
「ん。停電、かな」
「……またか」
作業台があるのは、一階にある奥の小さな部屋でした。フロアをまっすぐ歩けばダイニングがあります。
「……。絵鈴唯」
ぼくは、改めて、違う意味で囁きます。
「あの……」
今。このときのぼくには彼しか、見えていません。
絵鈴唯はフッと笑いました。
「誰でもいいわけじゃない、じゃなかった、かな?」
「っ、いろんなことがあったからだよ!
あのじいさんワンピース着てたし。細いし、死んでたし……
でも、それより、絵鈴唯が寝てるところ」
「死んでるみたいだった?」
ハハッ、と耳朶に噛みつくように絵鈴唯が言いました。
「このまま、切り取ってしまいたいくらいだったよ」
ぼくは。
変なんだと思う。
でも、正常だと思う。
「なんで、人ってロボットみたいに切り替えできないのかな」
「人格があるからだろう」
出掛ける前につけた最低限のセンサーライトの仄かな灯りの中ぼくを抱き締めながら、絵鈴唯は囁いて艶かしく笑いました。
でも……
「人が、寝ているところにしか、興味がないかもしれない」
起きている相手に興奮するなんて難しい話で。
生きづらい世の中だとため息を吐きたくもなります。
「今僕は起きている」
「だから、変なんだ」
愛着はときに、他人の尊厳を問うことに繋がる。
こんなにも不安な、不安定な気持ちになる。
起きている絵鈴唯と、寝ている絵鈴唯、ぼくは、どちらが好きなのか。
(寝ている絵鈴唯を見たから、少し興奮気味なのは、確かだった)
「エラーが起きたら、どうする」
「わからない。でも、寝ている絵鈴唯を見たら、安心する」
「こうやって、甘えていることは、嫌じゃないの」
「わからない。でも、寝ていた絵鈴唯を見たら、
電源が入りたてみたいで、安心する」
「初期動作からはずいぶんたったよ」
「わからない。絵鈴唯の首に触れたら、いつでも、絞めてしまえそうだから、安心する」
昔からそうだ。
いつからかそうだった。
動いて、話しているひとよりも。
目を閉じて、じっとして、呼吸している。
その姿に、
その、何も話しかけて来ない、目が合わない、その姿が良い。
ぼくは、エラーが嫌いだ。
「絵鈴唯……」
目がじわっと潤んで、どうしようもなく泣きたくなりました。
「絵鈴唯っ、正常だと、言って!」
「瑞は正常だよ」
絵鈴唯は、ぼくを強く抱きながらささやきます。
「僕が死んだら、この身体全部、瑞にあげる」
「ぼくが死んだときも、絵鈴唯にあげる」
ぱっ、と部屋が真っ暗になりました。
ぼくらは身体を離して立ち上がります。
「ん。停電、かな」
「……またか」
作業台があるのは、一階にある奥の小さな部屋でした。フロアをまっすぐ歩けばダイニングがあります。
部屋のどこかから、激しいロックな音楽が、かかりました。
「あぁ、前に、作ったんだ。人感センサーを繋げて電源入って音が出るCDプレーヤー」
「なんに使うんだよ。つーかビビるわ」
「チャイムの代わり」
「チャイム激しいな……」
乱れた服を着直して、台所に出ていくと、二階で誰か人の気配がしていました。
「あ」
「シイナちゃん」
「そのプレーヤはまさか」
「二階だな……」
上に声をかけます。
帰ってすぐ、シイナちゃんの姿を確認しないままに部屋に入ってしまったことに悔やみながら。
どこかで、すぐに後をついて部屋にくると、思っていた。
シイナちゃんが、絵鈴唯はどうしたのかと聞いたとき、ぼくは、いつもの絵鈴唯だから大丈夫といいました。
そのあと……
トイレにでも行ったんだと思いました。
「シイナちゃん」
ふと、ハイヒールの靴底で足を踏まれたりはしないんだと、関係ないことを思い出しつつ。
「しまった、すぐ戻るつもりだったのにな」
「瑞はうっかりさんだな」
「……はやく、行こう」
二階の部屋の隅に、シイナちゃんが居ました。窓際を眺めたまま立ち尽くしています。
開いている窓の外からは冷たい風が吹き込んでいましたが、彼女はなにひとつ表情変わらずにそこにいます。
視線を追っていくとその先には家々が連なり、4つくらい後の家があの空き家でした。
おじいさんは、もうあの家まで来ることは無いでしょう。
「とりまきの様子からしても、あのじいさんは引っ越してきたわけじゃない。しかしこの近辺にあのじいさんが住んでいた話は聞いたことがない」
絵鈴唯が誰にともなく呟きます。
「ワンピースを着ていたじいさんなんか、いたら多少は目立つからな……」
シイナちゃんも、誰にともなく呟きます。
「えぇ、そうですよ」
「きみの話のみで推測するのなら、だいぶん認知に歪みが出ていたように見受けられるが……」
絵鈴唯が淡々と言うと、シイナちゃんもうなずきました。背景の明かりは、町のわずかな夜景で、それはとても逆光となり、彼女の表情を隠します。
「えぇ、そうですよ」
「僕が今から言うことが、あっているのか。きいてくれないかい?」
「どうぞ」
「あの辺りは、病院と提携する、老人ホームがあったな」
「……この前、事件があった場所です。
流行ったでしょう、
職員への老人の暴行が」
「東後、跡川、馬尾、椰子田、西野……」
なにか思い当たるのか絵鈴唯がぼんやりと呟きます。
「その辺りの名前をちらほら聞くことはあった。なにか関係するのかな」
そしてどこかに電話してから、少しして切ります。
「隣県にあった馬尾書店のおばあさん……暴力事件の一人で、随分、話題になったらしい」
「なぜ、この町に?」
「いや、前科があって、ここに入ったらしいんだよ」
「もしかして」
それは田舎に、しかも、離島に他所から人が来るときにどこか閉鎖的になる理由のひとつでした。
「なにか問題を起こして、人の少ない町まで送られるケースだな。たぶん、みんな」
ふと、僻地手当て?か、なんかが付くから、という理由で、転職してきた変わり者の先生を思い出しました。
ここは、僻地。
本土の人間からすれば、苦労の多い土地ですが、島民からすれば僻地手当てに、見下された気持ちになるのもわかります。
僻地、というのはそもそも
『都会から遠い、辺鄙な場所』
と広辞苑に載るような、不便を表す場所なんです。
何か問題を起こしたりした人を、都会の本社から田舎に送る……そして僻地手当てがつく。
島民からすればその印象はどうしても
『嫌な感じ』で、『そこまで来たくないのなら来るな』と顔をしかめたりするもので。
今は昔よりかは交通が発達したと言えども、
偏見は根強く
人の居ない、本当どうしようもない僻地は未だにどうしようもありませんが、それをわかっていたって、
不便でもお金をもらわずに暮らしている住民にたいして、手当てをもらってやってくる余所者の図は、もやもやするのでしょう。
だから、よそ者が……特に、生粋の都会人が来たときは
「あいつなんかやらかしたんじゃね?」
と、囁く人もちらほらいるわけです。
「実際、そういう、都会で『使えない』から送られたりはあるかな」
絵鈴唯がなんともいえない表情をしました。
「まあ、にしてもホームはただ単に、いや……考えすぎるのはよそう」
「椰子田さんは、大きな家に住むお金持ちの人なんですが、ひどく盗み癖があったみたいです」
シイナちゃんが、ぽつりと呟くように言いました。
他の人は、知りませんが、と彼女は続けました。
「それで……あのおじいさんは」
そこまで言ってから、彼女はくしゃりと顔を泣きそうに歪めます。
なにか言いにくいことなのでしょうか。
「あのおじいさんは」
そこから先は、出てきませんでした。
それから外はだんだん闇を増し、時刻も21時になっていました。
絵鈴唯はしばらく赤っぽいなにかを調合?しつづけていましたし、ぼくとシイナちゃんは二人でソファに腰かけていました。
「瑞、は」
ふと。シイナちゃんは言いました。
「生きてないものに恋をしてるんですか」
ぼくはしばらく、どう答えていいか悩みました。
「昔、小さい頃。
突然知り合いのおじさんが、発狂し出して……
それは、頭の病気で、治療法がなかったんだ。まあ、今は、あるかもしれないけど」
ありのままを、目を伏せながら、語ります。
「おじさんは幼い頃いじめられていた、っていうことしかわからないけれど。
時折ぼくが『そのときの相手』に見えるようになってしまったみたいで、なにか悲しいことがあるたびに、
おじさんはぼくを殴ったり、急所になるようなお腹とかを重点的に蹴ったり、首を絞めたりして、
『死ね、消えろ』
って、何度も言うんだ」
「それは、つらいですね」
「外面がいいから周りの人には普通に接する……
ぼくが、あの男をどうにかして欲しいと言うと
誰からも『仕方のないことなの、あれは、しょうがいがあるんだから』って言われてね。
何度も死にそうな思いをしたよ」
シイナちゃんは、何を思ったのでしょう。
ただ、泣きそうな、そう、ぼくよりも泣きそうな目をして、話にじっと耳を傾けていました。
「
いじめられていた人は、突然『あの病気』になりやすいんだろうか。
それとも、もともと、彼にあった『疾患』と重ねて合併症になったんだろうか」
どちらにしても、
『自分の言葉』 を、持てない彼は不幸に見えた。
不良は言葉が足りない、とある著書にも書かれていたけれど。
「彼は『従う』しか知らなかったし、それしかプログラムされてないから、従えず暴走した」
だったら、その枠から越えればいい。
来もしない助けを待ちつづけたら他人を責めることになる、余計に苦しむ。
「ロボットにさえ、ランダムな指令が出せる時代でも、彼の『疾患』はそれが出来なかったらしい」
「……ええ」
「『いじめにあっていた人はいつか人を殺す』
なんて、思ってね」
ぼくが言った言葉に、彼女はただ、無表情でじっとしていました。
それはなかなかにブラックなジョークでした。
「過去に縛られる、人間……という意味では、多くの犯罪に傾向があります」
「難しいことを、しっていますね」
ふふふふ、と笑みがもれます。
「ぼくも、過去に縛られる人間なんだ。人間の記憶が、ある程度を長期保存しない仕組みなのは、
きっと
犯罪を増やさないために必要なプロセスなんだよ」
「必要な、プロセス……」
「世界中の人間が、多くの記憶、つまり『過去に縛られる』だけで、
世界は闇に染まる。
だから、みんな忘れるんだ。それを、意図して作り出す人間がいちゃならない。
異端を望むべきでない」
「……瑞」
弱々しい声が、ぼくを呼び、ぼくは改めて、落ち着いた声で言います。
「ごめん、長く、なったね。うまく言えないけれど、ぼくは……そうだね。だから、
真剣なんだよ。好きなんだ、引いた?」
首をしめてこない、
触れた指の生暖かさの伝わらない手が。
殴ろうと力を入れることのない、
ただ、触れられるがままの指が。
睨み付けもせず、ただ、そこに在るだけの眼球が。
「虐待や暴力などで『他人自体』に絶望した、人がそうなってしまうのは、そう珍しいことじゃないらしいです。絵鈴唯も言っていましたから」
言いつつも戸惑いがちな少女にぼくはつけたします。
「ロリコンとかと一緒で、潜在数は居ても、
手を出すのはわずかですから、」
なんだか照れてきて、顔が熱くなります。
「あー、もう。気持ちも、相手も大事に、したいから……秘密にしてくれないかな」
模型さんに触れたときのざらっとした感覚を思いだして、心臓がドキドキと高なりました。
いままで会ってきた、沢山の『生きている人』に触れられてもこんな風な感じにはならない。
あと、絵鈴唯が 眠ってるところ……
あの甘い残像が焼き付いて、気が狂いそう。
「他人の恋など言っても、特に、面白くないでしょうし、私は、言いませんよ」
シイナちゃんはそう言って、うつむいたぼくを背中から抱き締めました。
あたたかく、小さな手。
「……ありがとう」
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