かつてのガルマニアにこんな側面があったとは思いませんでした。そして、この物語の世界観を考えれば、この遊園地の描写、結構難しかったんではないでしょうか。私にはちょっと挑戦出来ませんし、こうも上手くはまとめられません。
そして行方をくらましたユリウスも気になります。良い意味での裏切り者ではないかと予想してはいるのですが、あのディークス相手に上手く裏をかけるのか…ちょっと心配ですね。
作者からの返信
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
この街の様子は元々「陥落都市が歓楽都市に生まれ変わる」というしょうもない駄洒落から思いついたものでして、元々は某テーマパークのようなオバケ城で戦うといったものだったんですよね。
ここで一日寝泊りし、空中トロッコや浮遊水車、円環木馬や安全ダンジョンなどでエルスたちが楽しむといったものでした。
しかしながら第3章は途中でプロットを放棄してしまったためか、ゼレウスらガルマニア勢に引っ張られる形でシリアスな方向へと進行し、この街の様子だけが残ってしまった状態ですね。
この部分も変更すべきか迷ったのですが、後の展開を考えると「このままの方がいいかな」と思い至った次第です。
楽しげな街といえば、私は『赤の魔竜と歪の月』に登場する「ロギッツァの匣」のエピソードが大好きでして、あそこの描写にとても感銘を受けたことを覚えております。ですので、待居さまにお褒めいただけたことがとても嬉しいです。ありがとうございます。
エルスがアインスの辿った世界を一瞬にして見てしまうところでは、私の頭にも同じように(一瞬ではないですが)いろんな映像が流れました。アルフレドも?
エルスは衝撃を受けたと思います。
作者からの返信
この「オッサン」はガルマニアの住人ですので映像の多くはガルマニアの近辺の風景なのですが、砂漠も混じっているということなので、もしかすると「騎士」であったのかもしれませんね。
アルフレドはガルマニアを素通りしてしまいましたので、この「赤髪の英雄」は、おそらくリーランドであると思われます。今後ネーデルタールが舞台となった際には、アルフレドの活躍が語られる機会があるかもしれませんね。――むしろ、なんらかの形で生きていそうなのが恐ろしいところです。
大量の情報に曝されたエルスはアリサによって救われましたが、あのままであれば非常に危険な状態となっていたことでしょう。もしも仲間がいなければ、最悪の場合、廃人化していたかもしれませんね。