まずはクレオールが無事で良かったです。
エルスが戻って来た時に、主人公は遅れて登場がお約束だ!とワクワクしたのですが、更に遅れて登場したニセルに美味しいところを持っていかれましたね(笑)。
今回も、ジェイドとニセルのやり取りが良い感じです。
今までどちらかと言えば、エルスの感情や言動に受け身でいたようなアリサでしたが、ここでドンと存在の強さを増したように思います。
エルスを奪われた時以上の怒りに、個の感情が爆発したように見えて印象的です。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
実はクレオールは少々、読者さまから嫌われておりまして――ここで退場させてしまうことも検討しておりました。
完全に作者の権限によって、死亡ルートへ送り込んでしまったんですよね。
――なのですが。なんかいつの間にか、ニセルがしれっと救出してしまいましたね。
これには私もびっくり致しました。
「あ、そういえば単独行動してたね、あなた」と。
単純にニセルは強すぎるので少し休憩をさせていたのですが、どうやらじっとしていられなかったようです。作者の魔の手から彼が救ったのはジェイドに続き、二人目ですね。強すぎます。
ニセルとジェイドは悪口を叩き合う親友といった感じですね。憧れです。
第2章は冒険者アリサの成長を描くことがテーマでして、そこを読み取っていただけたことが何よりも嬉しく思います。
いつもコメントをくださり、本当にありがとうございます。今後とも頑張ってまいりますね。
アリサの口から出た言葉に思えないほど驚きました。今まで本当に感情をむき出しって言う場面がなかったので。
前回のエピソードで、もしや。とは思っていましたが、良かった人形だった。
やはりジェイドとニセル、いいコンビです。
作者からの返信
このアリサの台詞、ストレートに書くべきか迷ったんですよね。彼女のイメージが崩壊しかねない場面でしたので。しかし、アリサ自身の強い要望により、そのまま記すこととなりました。彼女も成長しましたので、こういう言葉を発するのは、おそらく最初で最後となるでしょう。……エルスに「なにか」があった場合はわかりませんが。
じつはクレオールは読者さまから「嫌い」というコメントをいただいておりまして、私は前エピソードで退場させるつもりだったんですよね。つまり「本物」を入れてあるつもりでした。――しかし、ニセルがジェイドに続いてクレオールまでをも勝手に救出してしまいましたね。しかもニセル自身が、しっかりと「助かる伏線」まで敷いている始末。本当にニセルは私の想像を超えた動きをしてまいります。