本作は現代を舞台として、留守番電話に込められた妹たちの物語です。No.5からNo.1まで、五種五通りの言葉に秘められた真実に、あなたは気づくことが出来るでしょうか。
「Weather」シリーズなどを連載中です。
回文の複雑なヤツをやっておられる。 下手をすれば同じような話しを繰り返すだけになってしまいがちですが、そうはならずに綺麗に纏められています。 描写が丁寧。 最後にハッとさせられました。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(112文字)
鳥肌がたちました。1万字の中におさめられた、狂気と愛と切なさ。初めはNO.5から読んで…2回目は逆から読んで、3回目は1つずつゆっくり…それぞれの「兄」に向けた生々しい「音声」に、心がギュッ…続きを読む
人物の相関関係を解き明かしたくて何度も読み返しました。情報を語り過ぎずにそれぞれの独白で構成されたストーリー。その影響で想像が掻き立てられ、ついつい深読みさせられてしまいます。まんまと…続きを読む
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