牛鬼の対面
翌日、鬼塚は再び雪之丞の高校へ行った。
今回は、
鬼塚は出川、石松の案内で面談室に入った。面談室には、すでに
「
そう言って鬼塚は名刺を渡そうとすると
「は?何でも屋?なんで何でも屋さん?」
「実は、息子さんの隣のクラスにいる皇雪之丞君から依頼を受けまして…」
「だいたいの話は、トーマスから聞いたわ。なんでうちの子を疑うの?」
「
石松はそう促すが、
「後、貴方、妖怪なんだよね。しかも牛鬼。」
「
鬼塚は淡々と話した。
「
石松が宥めた。
「しかもさっき言ってた皇雪之丞君?貴方の部下の弟じゃない!依怙贔屓だわ!本当は、その雪之丞の妄想よ!」
「この化け物!」
出川と石松が止めたが、
「うちのトーマスが何で他所のクラスの物を盗むのよ!」
「
「やい!化け物!こうしてやる!」
そう言って
「これで轢き殺してやる!!」
「お、鬼刃…」
鬼塚の顔色がどんどん悪くなった。
石松は
「
石松は出川に
「出川先生!警察呼んでください!」
「は、はい!」
そう言って出川は面談室を出た。
数分後、警察が到着し、
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