第13話 コスメルその4

サンゴの山を下に見ながら流されている。ガイドが下を指差している。なんだ?なかなか分からない。うおおおおおお!さんごの中に巨大な亀が佇んでいる。大迫力。でもカメラで見るとよく分からない。ぐるっと見渡して泳いでいってしまった。興奮。1本目終了。30分休憩。みんな泳ぎだしたけど気分がいまひとつのため止めておく。トイレに行く。用を済ませたが大が流れない。右にポンプがありシコシコ押せと言うが…変化なし。ギャングにしてもらう。猛烈に早く上下に押すと水が流れ始めた。こんなの初めて。焦った。そして日本目。ザブーン。きれいなサンゴを見ながら流れていく。魚もたくさん。でかいのもいる。コスメル来て良かった。ガイドが俺に上がれと言う。みんなダイコンを見ながらまだ上がらない。同じ所を泳いでいたのに俺だけ上がって大丈夫なのかな…。ゆっくり上りボートの近くにいると、上から早く上がれと催促される。水中でウェイト、BC、フィンの順に脱いで渡してから自分が上がるシステム。これは楽ちん。これでコスメルでのダイビング終了。あっいけね…、フライト前は24時間間を空けなきゃいけなかったんだ。現在3時30分、フライトは1時30分。足りない。具合が悪くならないように祈るばかり。係のおじさんにフライトのことを言うと、ギリギリだねと真顔で言われた。2本目の時にダイビングスーツを借りるのを忘れ、しょうがなくTシャツで泳ぐ。少ないTシャツが濡れてしまった。ホテルに帰ると、まず今まで撮った画像の整理。3台のデジカメのそれぞれのメディアCF、SDカード、SMを1つずつCD-Rに焼くためデバイスに挿入しスタートボタンを押す。ドキドキだったが無事完了。今度はこのCD-Rを持ってインターネットカフェへ。もう顔なじみの女将さんと挨拶しNo.1の端末へ。なぜかNo.1の端末のみが日本語が読めるようになっている。書くのはローマ字。画像を選びアルバムにアップしようとするが画像を確認するのに時間がかかる。デジカメで画像を選んでおけばよかった。しょうがないから画像を減らしてアップする。2時間位かかってしまった。しかし速報ながら楽しいアルバムができた。友達にアドレスをメールする。次メールをチェックできるのはイグアスかサンパウロ。イグアスはネットカフェは無いかもなぁ。サンパウロ到着は11日。もう9時を過ぎている。明日は4時起きなのに。フェリーの帰りの時間をチェックすると自分の乗る

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