3期生とのコラボ

3期生コラボ前

外部コラボの返答をしてから3日後の夜。猫(音子)と雑談配信をしていた。


「おっちゃんおっちゃん3期生のみんなとのコラボの話は煮詰めてるのかにゃ?」

「ん?その辺は抜かりなくだな。後は桧室の奴がスケジュール決めるだろ。俺は受けの体勢取るぞ。」

「桧山さんなら大丈夫かにゃあ。おっちゃんの最後のマネージャー弟子だしにゃあ。」


コメント

・話を詰めて後はスケジュール次第って所まで来てるのね

・桧山の兄さんなら大丈夫そう

・狐狼さんが受け(意味は深くない

・↑やめるんだ!腐姉さま方が喜ぶぞ!

・桧山兄さんが最後だったんだ


「まぁ・・・確かに最後だなぁ・・・。笹ももうこっち側に来てもいいぐらいだし。新人教育は任せて統括とスケジューラーに徹するつもりだったからなぁ。」

「笹ちゃんもウチたちのマネージャーになって2年ぐらいだもんにゃあ。」

「確かにあっちゅうまの2年ぐらいだな短いような長いような。」

「だにゃあ・・・。感慨深いにゃ。」


コメント

・猫ちゃんたち1期生がデビューしてもう2年ぐらいたつのか・・・

・ここまで何一つ炎上がなく平和に過ごせてるのはマネージャー陣の努力の賜物やね

・禿同

・ハルトくんも男一人でここまでよく頑張ったよ・・・

・それも禿同だ


確かにここまでの2年間特に炎上や問題も起きずに来れたのは担当マネージャーの努力の賜物だ。

だが特にガチガチにしている訳でもなく所属V達の事を第一に考え動いてるだけの結果なのだがそれが一番難しいことはよくわかっている。


「まぁ俺から言える事は全マネージャーに感謝ってことだな。」

「感謝感謝だにゃ。」


コメント

・全マネージャーにリスナー一同も感謝

・まーじで感謝 ここまで誰一人欠けねぇんだもん

・直近でヒヤっとしたのってイサナ母さんの奴ぐらいか・・・

・あれは本当に大丈夫か?!ってなったわ


イサナのリアル人妻暴露事件。

特に問題はなかったのだが聞いたリスナーがざわついたのは事実だ。


「あれはなぁ・・・知らされた俺もヒヤッとしたわ。一番ヒヤッとしたのは旦那だろうがな。」

「おっちゃんこれ言っちゃっても良いのなにゃ?」

「あん?・・・あーうーん・・・。確認するか・・・。」


とある人物へDicordで連絡を飛ばす。

『どうせみんな何となく察しは付いてるだろうから大丈夫です』との返答があった。


「確認したら『みんな察し付いてるだろうから大丈夫です』って返答が来たぞ。大丈夫かあいつ完全に諦めた返事だぞこれ・・・。」

「今度何か心中見舞いに送ってあげようにゃ・・・おばあちゃんとおじいちゃんにウチからも言っておくにゃ・・・。」

「駄菓子かぁ・・・。喜びそうだし大丈夫だろ。」


コメント

・あっ(察し)

・あっ(察してない顔)

・うーん?

・なんぞなんぞ


「まーとりあえずだ。本人達から許可得たんで発表だな。本当なら俺たちの口から言うことじゃなんだが・・・。」

「イサナ母さんの旦那さんは桧山の兄さんだにゃ。」

「そうなんだよなぁ。しかもアルヴィオンに来る前から付き合ってて桧山がウチに入った期に結婚したとかなんとか。」

「新婚ほやほやなんだなにゃあ。なのにこんな仕事して・・・。」


コメント

・マジか!

・桧山の兄さん!!

・しかも入ってから結婚したのか!!

・夫婦同じ職場ぁ!!

・こんな仕事って言わないで上げてぇ!!


多少コメントは荒れたが『でもこの会社だしな。福利厚生も手厚いだろうし何があっても守護ってくれるでしょ。』とか『それでも応援するのがリスナーってもんだろ?そうだろみんなぁ!』と温かいコメントが続いていた。


「早く孫の顔が見たい。」

「ジジくさいにゃ。」

「うるせぇ!」

「孫みがある子なら今ここで話してるだろうがにゃ!!」

「お前は親戚の子感覚なんだよぉ!」

「それはそうだにゃあ!!」


コメント

・なんやこのコント

・ほほえま

・なんで突然そうなったあ!

・狐狼さんもうちょっと待って上げてぇ!!


配信が終わる最後の最後でこんなやりとりをやり配信を終えることとなった。


「ふぅ・・・。おつかれさ~ん。」

「おっちゃんもおつかれさま~。3期生のみんなもコラボやっぱり楽しみにしてるみたい。」

「そりゃよかった。俺は準備するものはほぼほぼないからな。桧山にお任せだ。」

「イサナ母さん達も準備はほぼ終えてるみたいだし本当後はスケジュール次第だねぇ。」

「本当にあとはお任せだー。そろそろいい時間だし所要済ませて寝るか。」

「ウチももう寝る~。おやすみなさ~い・」

「おう、おやすみ~。」

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