その頃の2期生+α

1期生達のコラボ配信とほぼ同時刻。本人たち曰く『裏番組的なもので扱ってください。』との事だった。


「と言うわけで1期生の裏番組的に始まった2期生+アルファのオフ(?)コラボです。住んでる場所一緒だからオフにもならないけどね。」

「今はハル兄居ないけど後で来ますです。そして今日のゲストです!」

「はぁい。2期生のマネージャーを担当しております倉光でぇす。今日はお招きいただきありがとうございますぅ。」


コメント

・裏番組的な何かw

・オフコラボにならないオフコラボ

・ハルト君は一体何をしているのか・・・

・2期生オフコラボ=鴉羽家の日常配信よなぁ

・何気に倉光さん混ざってても違和感ないの草なんやが


「くらみっちゃん何気に家によく晩御飯食べに来るからねぇ。近況確認のためなんだけども。」

「ハルトくんのご飯美味しいのも理由だけどルネちゃんの事もあるからねぇ。大事な娘さんを預かってるわけだしぃ?」

「パパ達は世界を飛び回ってるのです。ルネはVtuberやるために日本に残っているのです!」

「本来のホームステイ先はツチノコ先輩の所だったんですけど・・・『こんな年端も行かん女の子を俺が預かれる訳なかろうがあの阿呆・・・。ちょっと良い所探すからしばらく社さん所預けて置いてくれ・・・。』でしばらく社長と猫ちゃんの所に居たのよねぇ。」

「猫お姉ちゃん優しかったし社おばちゃんも優しかったよ!」

「その時丁度2期生のVtuber募集に姉弟で合格してた鴉羽姉弟に白羽の矢が立ったわけでぇ・・・。」


コメント

・週末に襲来する倉光さん

・晩御飯食べにくる倉光さん

・ホームステイ先に良識があるであろう人を選ぶのは良いんだけど男の人の所はアカンでしょ・・・ノコさん良く断った・・・

・仮の滞在場所が社長宅かーある意味正解だな

・合格直後にステイ先に指名される鴉羽家よ・・・説得するの大変だったでしょうよ・・・


「いやぁ・・・。説明云々とかしに来たの社長とあの人よ・・・?自分たちの憧れの人よ?断れると思う・・・?」


コメント

・アッハイ

・ムリッスネ

・oh・・・


「それにさ・・・たった1人で親元離れてVtuberになりたいって夢叶えて上げたいじゃない。こんな可愛い子他に任せらんないわ。」

「可愛い子好きのアルトちゃんとしては2個目の理由が主な気がするわねぇ。」

「ルネは鴉羽家に来れて楽しいし幸せだよ?」

「「はぁ・・・クッソ可愛いわこの子・・・。」」


コメント

・わかる

・わかる・・・わかるよアルト姐・・・

・倉光さんもルネちゃんの光にやられたか

・ところでハルト君の晩御飯まだ?

・何を作ってるのだろうか・・・


『アルト姉ー扉開けてくれー。』

「はいはい。今開けるよー。」

「おや晩御飯が来たようですねぇ。」

「ハル兄のご飯美味しいから好きなのです!」


ハルトの呼び声でアルトが席を立ち部屋の扉を開け土鍋が運び込まれる。


「今日はまだちょっと寒いのでキャベツと豚肉と塩気のある厚めのベーコンのミルフィーユ鍋でございます。コンソメスープの素とかも使って無いから本当に塩気のみです。」

「おー今日は手が込んでる。」

「美味しそうなのです!」

「毎回出てくる晩御飯が美味しくて毎週末の楽しみとかしてるわぁ。」

「そう言って貰えると作り手としては嬉しいですね。」


そういうとハルトは机の真ん中に木製の敷物を置いて貰いその上に土鍋を置く


「食べる前に写真を1枚パシャリっと。配信画面に乗っけるぜ。」


アルトは写真を撮りPCへ写真を転送し配信画面へ載せる


コメント

・めっちゃうまそう

・簡単に作れそうで若干面倒くさいミルフィーユ鍋

・ところで気になったんだけどルネちゃんのご両親とノコさんの関係ってどうなってるの?


唐突な質問が投げかけられた


「ルネのパパとダーは親友であり悪友?って言ってたよ?」

「「「親友であり悪友・・・。」」」


コメント

・ノコさんが悪友

・いい意味での悪い事教えてそう

・本当に悪いことは教えないだろあの人は・・・


そりゃそうだとかストレス発散に良い悪いことは教えてそうとか色々なコメントが飛び交った。


「さてそろそろ食べようか。ちなみに〆は雑炊です。麺も良いけどやっぱ米!それでは皆様いただきます。」

「「「いただきまーす!」」」


コメント

・いただきまーす!

・いただきまーす(空気を)

・いただきまーす(タコ焼きを)

・いただきまーす(酒を煽る音)

・すきっ腹に酒はヤメロォ!!

・↑ごもっとも!


その後も雑談や近況報告およびルネちゃん可愛い!が朗らかに続いて行った。


「「「「ごちそうさまでしたー。」」」」

「いやぁ食べた食べた。」

「お粗末様でしたっと。」

「ハル兄今日も美味しかった!」

「ハルト君今日もありがとうねぇ。ルネちゃんも大丈夫そうだしぃ・・・そろそろお暇しましょうかね。」

「ではではそろそろ配信も締めにしましょうか。」


コメント

・終わらないで

・行かないで

・もっとルネちゃん愛でさせて

・ハルト君のご飯売ってください

・倉光さんの使ったお箸下さい

・おまわりさぁあああん!!


「うふふ・・・後で通報しとくんで覚悟しておいてくださいねぇ。」

「「「ヒェ・・・。」」」

「と・・・ともかく配信終わるよ!じゃーねー!。」

「またなのです!」

「ではではごきげんよう!」

「うふふ・・・うふふふふ・・・・・・。」

「「「ヒィィィ!」」」


この配信は終了しました。


その時の3人は改めて思った。やっぱこの人怒らせたらダメだ・・・と・・・。


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作者のツチノコの与太話


作者「本当・・・倉光さん怒らせると怖いですよね。」

ツチノコ「あれは怒らせちゃいけない奴だからな・・・。静かに起こるから質が悪い。」

作者「実の所ツチノコさんと自分もそのタイプに当たるらしいです。自覚ないですけど。」

ツチノコ「俺も自覚ねぇなぁ・・・。他から見たらそう見えるのか・・・。」

作者「まぁ結論。静かなで普段大人しい人は怒らせてはならない。怒らせた場合どんな災厄が降りかかるか分からない。以上!」

ツチノコ「もしそうなった場合は触らぬ神になんとやらだな。」


皆も気を付けましょうね!!

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