見習い制度
剣『次に紹介するのは見習い制度です』
チ「何で急に徒弟制度が出てきたんだにゃあ?」
剣『正確には見習いでは無く、学生アルバイトですね』
チ「にゃあ! 学生に警察やらせたらヤバいことしかやらないんだにゃあ!」
剣『まあ、はっきり言ってしまえばその辺の審査も兼ねているんだけどね』
チ「にゃ、にゃあ? どういう意味かにゃ?」
剣『見習い制度と言うのは警察探偵志望の学生がやる仕事で、やりながら仕事を予め学んでおくための制度でもあります。特にその理由もあって、成績や品行などが問題ない生徒以外はなれないお仕事でもあります』
チ「厳しい審査があるんだにゃあ」
剣『こうなった経緯に先ほど言ったヤバいことをやりかねないと言うのもあります』
チ「そうだにゃ! 学生がそんな権限もって良いこと無いんだにゃ!」
剣『実はそこを見る為でもあるんです。先ほどにも出ましたが本職になってから職権を乱用しまくる人物にやらせるわけにいきません。そこで、学生の時にやらせることで、資質を審査する制度でもあります』
チ「なるほどにゃあ! そんなヤバい奴を本職にさせないためでもあるんだにゃあ!」
剣『そして、もう一つが学生の犯罪を取り締まらせるためでもあります』
チ「にゃあ! いわゆる学生探偵とか学生警察の役割だにゃあ!」
剣『学校と言うのは閉鎖的な環境で、あらゆる犯罪がもみ消せる環境でもあります。北海道の事件もそうですが、子供ゆえに残酷な真似を平然とします。それは決して許されないんですが、それを誤魔化せる状態でもあります』
チ「子供は天使だけど、悪魔でもあるんだにゃあ」
剣『ただ、大人の介入が難しい事件も多々あるので、こういった形を取っているんですね』
チ「それにしてもおかしな話しだにゃあ。それをやってても色んなトラブルが起きると思うんだにゃあ。リスクに見合った成果が得られるとは思えないんだにゃあ」
剣『確かにこれだけだとリスクに見合っていると言えませんが、後で説明する『英雄』と関わってくるお話になります』
チ「何か妙な単語が出てきたんだにゃあ」
剣『そこだけで色々と説明できるのでそこは後でやりましょう』
チ「わかったにゃあ」
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