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side.Subaru




恋人の愛情たっぷりなご奉仕に、

射精後の余韻を堪能しながら、労うよう優しく頭を撫でる。


すると円サンは心地良さそうに目を細めて。

甘えるようその手へと擦り寄ってきた。





「昴クン…オレも、欲しい…な…?」


遠慮がちに、けれど大胆に。

熱を含んだ瞳で見上げ、求められたなら…






「良いですよ…貴方が望むなら…」


いくらでも。尽くして尽くして、甘やかしてあげたい…


そう囁いてから、

俺は円サンの唇を荒々しく奪った。





「ねッ……昴クン…も、う……」


お返しに俺も、まずは口でご奉仕しようかと思っていたのだけど…


当の本人はモジモジしながら、

俺の手を取り、こう告げてくる。








「その…今すぐ、シて…?」


要はいきなり、ひとつに繋がりたいのだと…


円サンは言うのだが。






「けど、馴らさないと…」



いくらなんでも前戯なしに挿入なんてしたら、円サン自身に負担が掛かってしまう。


俺的に、そういうのは避けたかったから。

なんとか説得を試みたけれど…。




円サンは不満げに俯いてしまい。

トスンと額を俺の胸元へと落としてきた。


暫く無言でグリグリと、頭を埋めてきたかと思うと…





「言ったでしょ…待てないって…」


本日何度目かの殺し文句で以て、

自ら唇を寄せてくるのだ。






「……解りました、でも────」


少しだけでも馴らしましょうと、

諭すように伝えれば。


円サンも悩みながらも、ウンと快く頷いてくれた。












「んっ…あ……はぁッ…」


ソファへと座る俺の太股を、跨ぐ形で膝立ちする円サン。


肩へと縋り付く手にギュッギュッと力が籠もる度、

椅子がギシリと音を立て、軋んだ。




下半身を露わにした円サンの腰に手を添え、

もう片方の手を後ろにある蕾へと突き立てる。


まだ1本を軽く飲み込んだだけ。

待ちきれないと急かしてくる円サンに、道具を使用するゆとりはなく…唾液のみで挿し入れたソコはまだ潤いもそこそこにキツく硬い。



それでも日頃から使い慣らした秘部は、

恋人である俺の指を抵抗なく迎え入れて…。


円サンの心情を代弁するかのようにグチグチと、

指を飲み込むほどの勢いを俺に見せつけた。





そして漸く1本、

緩く抜き挿し出来るほどまでに解され、

前置きもこれから本番といった具合だったのだが…






「昴くっ…も、い…よ…」


ゆらりと誘うように、腰をくねらせる円サン。


目線の先には物欲しそうに唇を甘噛みする、

濡れた円サンの瞳が写って…



先刻イッたばかりの俺の下半身も、応えるよう脈を放ち…硬度をとった。






いくらなんでも早すぎる。

…そう、俺が口を開くより早く。


円サンが俺の指を抜くよう腰を浮かせ、

勃起したソコにピタリと秘部を押し付けてきたものだから…


しょうがないなと苦笑いしつつも、

俺は支えるようにして円サンの腰に手を添えた。







「ゆっくり、降りてきて下さいね…」


ん…と短く頷き、ふうーと息を長めに吐いて。

円サンは自分の手で俺の性器をあてがい、ゆっくりと身を沈めていく。




「…んんッ…ハァ───…ッ…!」


まだ充分に馴らされていない入口は、

ギチギチと嫌な音をたて、苦しそうに顔を歪めてしまった円サンだったけれど…


その動きは止まる事なく、性急に進められる。




狭き門に苦戦しながらも、

徐々に飲み込まれていく肉の棒。


俺は円サンの尻に手を回し、抱えるようにして。


少しずつ、確実に…

互いの身を奥へと繋げていった。

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