ドキドキしながら、どこに進んでいくのか、一気に読み進めてしまうほどに、はまってしまいました。描写が、はっきりしすぎて自分的にはどうかなって思ったこともありましたが、十分楽しめました。すごーく、面白かったです。
ざまぁの典型に近いと思う。やるせなさと愛がある。何度か読み直しをしているがその度に一気読みになる。
王族と聖女の婚約破棄の話は幾多か拝読しましたが、今作品は、二つの国建国において、初代聖女が精霊と交わした契約が底流にあり、婚約破棄され国外追放となった元聖女が祖国を離れた事で祖国の衰退と、隣国に掛けられていた呪いの解除、及び隣国の王族と元聖女であるヒロインの恋もようが描かれ、その展開の妙に感激しながら読ませてもらいました。とても面白かったです。
これは婚約解消、国外追放と苦難に次々とあいながらも前を向き続ける主人公の物語です。ある時に、魔獣が大量発生すると言う事態が起こりました。主人公は昔からの知り合いである神官の男性と共に現場に向かいます。それから、数年後に主人公は婚約解消、国外追放と言う憂き目にあいますが?とても、波乱万丈ながらにひたむきさを失わない主人公、そんな彼女に助けられたヒーローが魅力的でした。ご一読頂ければと思います。