土台がしっかりした本格ファンタジーだからファンタジー好きにおすすめ!クトゥルフ系が気になるなら必見!
クトゥルフ、アザトース、ナイアーラトテップ、シュブ=ニグラス、ティンダロスの猟犬、etc…
小説を読んでる時に魔物として出てきたり、自分が進化してなったり、ゲームのガチャで出てきたり、名前だけは知ってる人が多いと思うし、自分もそうだったけど、この作品は邪神達の性質とか関係性が詳しく書かれてるから、これまで気になってた知識が満たされてめっちゃ新鮮で面白かったし、世界観も本格的な異世界で普通に王道ファンタジーとしても楽しめた。
平凡だった主人公はカルトの儀式でファンブルを重ねて外神アザトースの寵愛を授けられた結果、発狂を禁じられた上で邪神達の知識が与えられたから、この世界の何もかもが無価値だと感じて冷笑してしまう所まで堕ちたけど、人間性の輝きに魅せられて何とか人間として留まってる感じで、だんだん人間からかけ離れていくけどなんとか踏みとどまってる感じ。
肉体はこれ以上人間から離れない為に元の脆弱な肉体のままだし、あんまり才能がないから努力を重ねて強くなってくのが面白い。
邪神を降臨させて全てをひっくり返す事も可能になったけど、仲間が発狂したり、力加減が難しくて敵を倒すために世界を滅ぼすみたいな感じになるから気軽に無双する感じじゃないバランスが絶妙でずっと面白い。
邪神関係を抜いたら主人公はこの世界だと弱い方で、主人公より強いキャラがたくさんいるのも世界観の広さを感じて面白かった。
レビューを書くのははじめてですが、こんなに面白い作品が面白さの割に周知されていないので書きます。
面白いポイントは、この世界が泡沫の世界であると知った主人公が、それでも周りの人の美しい人間性に惹かれ憧れながら自分もそうであろうとするが、やはりその知識故かどこか世界観や価値観がズレているところです。
クトゥルフ神話が登場しますが、全く知らなかった私でも面白く拝読することが出来ました。
筆者さんの哲学的な知識や科学的な知識のレベルの高さが伺えて、知らなかったことがしれたりしてそこも私にとっては面白いポイントでした。
拙いレビューで、魅力が伝えきれていないと思いますが、是非1章だけでも読んで魅力を、知って頂ければと思います。
こんなに面白い作品が途中で終わると悲しいので、たくさんの方がこの作品を読んで筆者さんのモチベーションに繋がることを願います。
すごく面白い。
主人公の少年は、異界の神々?宇宙の神々?いや、神話生物たち?怪物たち?から寵愛を受けてしまった少年。
章節ごとにエピソードが異なり、サスペンスタッチで、不思議な出来事の真相に迫る、意外なストーリー展開でとても楽しめます。ホラーではないけどオカルトテイストなのは、自分はよく知らないがクトゥルフ神話だから?すごく得体のしれない感じが物語に奥行きを与えていてgood。
また、全編クトゥルフでマンネリするのではなくて、ヒロインも素敵だし、他のキャラもいいし、"吸血鬼の花婿"の章もすごくよかった。
一番好きなのはdragonslayerの章。竜に挑み、人の力では歯が立たず、それでも立ち向かう主人公、そして究極の選択の末の絶望。物語として素晴らしかった。
後半あんまり召喚呪文唱えなくなって寂しい。"瑠璃と琥珀の戦争"の章で大好きなハスターさん出てきたけど、いあいあ、あいあい、唱えてほしい。
とにかくおすすめです。