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満月はアタシを惑わせる

満月はアタシを惑わせる

北浦十五

おすすめレビュー

★で称える
★★★
★78
27人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 刹那
    1257件の
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    ★★★ Excellent!!!

    満月の夜にまどう本心、ささやく闇のもう一人のアタシ

    満月を観ると現れる、アタシの中の別の人格。
    比喩ではなく、現実としての満月がアタシを惑わせる物語。
    そいつはアタシに語りかける。
    甘く囁くように、そして嘲笑うように。
    ふたりの言葉の応酬が思考を深め、物事の本質を突き詰めては、ブレない論理を展開していく。
    その様は、才女の高みに至る印象として深く、この作品のもつ妙味である。

    言葉の戦い。
    次会うときには負けないと心に決める。

    ふたりは別れても再会するだろう。
    きたる夜の満月を眺めて。

    • 2023年10月15日 13:20