一人称視点の怪作です主人公の成長とともに世界の見方がどんどん変わっていきます。主人公の考え方のおかげでコメディー調の進み口ですが、物語自体はシリアスで、テーマも重い気がしています。主人公は普通を装っているものの個性的で、かつ、物語の核心に近づこうとしないため読者の期待や予想を裏切ることが多々ある上に神の視点が不在なので序盤はじれったく感じるかもしれませんが、物語が進むにつれて色々な視点が加わり惹き込まれていく作品です。
序盤、5歳児時代のコミカライズ1巻を読んでいると、この作品を思い出して読み返し。チート…とは言い切れない、何か歯がゆさも感じつつ、ファンタジー全開の物語は進む進む。途中、流れが滞るところもあ…続きを読む
序盤は丁寧に作り込み過ぎたのか物語の進展がゆっくりで主人公の秘密や性格もあり焦らされるような気持ちでした話が進むにつれて主人公の意思とは関係なく世界の謎や情勢に傷付きながらも巻き込まれてゆく様に引…続きを読む
露骨じゃないキャラ付けとその描写が上手く覚えようとしないでも自然とキャラを覚えれます。後主人公が人間くさくて良いです。目の前に探し物があるのにアレ?どこいったっけ?ってなる事ありますよね?そんな…続きを読む
とにかく作者にセンスがあり1話読むだけでは、全貌が見えません。我々読者は、少しずつ回収される伏線を集める冒険家となります。1話だけ読むのではなく、ある程度読み評価ができる作品であることは間違…続きを読む
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