一人称視点の怪作

一人称視点の怪作です
主人公の成長とともに世界の見方がどんどん変わっていきます。主人公の考え方のおかげでコメディー調の進み口ですが、物語自体はシリアスで、テーマも重い気がしています。
主人公は普通を装っているものの個性的で、かつ、物語の核心に近づこうとしないため読者の期待や予想を裏切ることが多々ある上に神の視点が不在なので序盤はじれったく感じるかもしれませんが、物語が進むにつれて色々な視点が加わり惹き込まれていく作品です。

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