とても楽しく読ませていただきました！

まず、文章の“間”とテンポが素晴らしくて、するする読めてしまいました。
状況描写は最小限なのに、裏通りの空気感や二人組の小悪党っぽさがしっかり伝わってくるのが見事でした。

そして何より、ラストの一瞬で物語がひっくり返るあの快感……。
ショートショートの醍醐味である「意外性」と「皮肉」がとても綺麗に決まっていて、思わずニヤッとしてしまいました。

短い作品なのに読後感がしっかり残るのは、構成が巧みだからだと思います。
まるで落語や星新一のような“軽さとキレ”のバランスが絶妙でした。

素敵な作品をありがとうございました！

最後のおちが衝撃的で、それが気に入りました。ドキドキさせる要素もあって楽しみながら読ませていただきました。