第13話

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ステータス

ジョブ[無職Lv1]

Lv42

力320

魔力320

防御320

速320

称号

召喚者 勇者 剣聖 拳聖 洞察使い 肉体真化

初級魔法使い 魔闘士 反撃使い 掌握者 解体者

格上殺しゴブリンデストロイヤー

スキル

開拓Lv2 剣聖Lv8 拳聖Lv6 洞察Lv8 真・身体強化Lv9

見切りLv8 無魔法Lv8 魔闘気Lv1 カウンターLv5

危機察知Lv10 魔力掌握Lv1 魔物解体Lv2

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んん〜?んんんんん〜?なんじゃこりゃぁぁぁぁ!

ジョブ!?そんなの無かったぞ!?


「先輩、そんなに驚いてどうしたんスか?」

「いや…ステータスにジョブ、って欄が増えた…」

「えぇ…先輩、冗談…じゃ無いっぽいッスね」

「そうなんだよ、本当に欄が増えてて…」

「ま、まぁ先輩、害は無さそうだしとりあえずそれは置いといて何か気分転換でもしようッス!」

「そうだな…」


俺、普通じゃ無かったのか…!?

…知りたく無かった。


ーーー


いやー!ダンジョン楽しみ!

あのダンジョンへのリベンジでウキウキだぜ!


「先輩、急に生き生きし始めたッスね…」

「そりゃあダンジョンだからな!楽しみすぎて悩みとか吹き飛ぶわ!」

「えぇ…そうッスか〜?」

「お前こそ冒険したくてついてきたんじゃないのか?」

「う"、それは…そうッスけど…」

「だろぉ?似た者同士仲良くしような!」

「くっ、冒険バカみたいに言われるのは釈然としないッス…」

「お!ダンジョンに着いたぞ!さっさと探索始めようぜ!」

「そうッスね!」


ーーー


ボス前までめっちゃすぐ来れた…

茜、意外と強かったな…


「ここがボス部屋ッスか?」

「おう、ここにミノタウロスが居るぞ。」

「ミノタウロス…!強そうッスね!」 

「いや、弱かった頃の俺が勝てたからあんまり強くは…」

「うーん本当ッスかぁ?」

「本当だって!じゃあ、戦ってみるか?」


茜視点ーーー


ミ、ミノタウロスと戦うことになっちゃったッス!

先輩は弱いって言ってたけどめっちゃ強そうッス…


けど…先輩は期待してくれてるから…

だから私、やるッス!


ーーー


ミノタウロスに殴り掛かる茜、普通なら鍛えているとはいえ、ミノタウロス相手では効果は無いだろう


しかし、それは"普通"の話だ、召喚者たちは総じて普通ではない、異常なスキルを持っている。


彼女のスキルは英雄降ろし

過去の英霊をその身に降ろすスキルだ。

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