『饗宴の丹沢山系 ―次元生物ミシファイカイリー登場―』は、リアルな登山描写と、クトゥルフ神話系の“人智を超えた怪異”が正面衝突する、骨太な山岳パニックホラーです 🏔️🐙
舞台は丹沢山系―― 😥🍃
未踏ルートを求める登山家・天童信介、怪異の気配を察知する怪僧・泰彦、山岳部部長・八咫上実隆らが、丹沢の奥地で起きている“異常”の正体を探るため、山へと踏み込んでいきます 😱🌀
しかし彼らを待っていたのは、急変する天候や危険な地形といった “現実の山の恐怖” に加え、“理解不能な存在” たちでした 🌫️🔥
自然と超常が同時に牙をむく構図が組み合わさった、登山×コズミックホラー好きにはたまらない一作です 📚🔥
前作「SOS房総半島 ―神話生物シィヤピィェン登場―」から引き続き拝読させていただきました。
お話はそれぞれ独立していますが、個人的にはやはり前作を読んでからこちらをお読みになることをお勧めしたいです。
本作の見どころは、なんと言っても現実世界に超常的な事象が浸食してくる、いつの間にか足元が覚束なくなっている恐怖だと思います。
この世界において、神とも同義な超越存在に対し、普通の人間である主人公たちがどうやって抗っていくのか。
いやいや、そんなん絶対ムリですやん、と両目を手で塞ぎ、指の隙間からしっかりガン見する気持ちでお楽しみください。
本家ラヴ・クラフトのクトゥルフ神話にある固有名詞も頻繁に登場するので、コアなファンは当然にやりとできると思いますが、そうでない人にも、きっと非常にとっつき易く、狂気の世界への導入編としてお薦めできる作品だと思います。