誰からも見向きもされない土のような主人公
- ★★★ Excellent!!!
畑で人に評価されるのは土ではなくそこに植えられた農作物達。
主人公は生まれたときからそれらではなく何の変哲もない土でしかない。
そこに川が流れてきた。
流れてくる川を知り1粒の種が植えられた。
種を育てた。
周りの畑より細かった力強さがなかった。
けど綺麗に育った。
人々は周りの畑を評価した。
けれども主人公の畑を土を評価した者もいた。
幾つもの経験を得て成長した畑は立派に育った。
しかし育っていた物は刈り取られ、枯れてそれはただ荒れた土に戻った。
だが種を育てた経験は栄養は全て土に残っていた。
今までやってきたことは全て無駄ではなかったと。
1から0に。
いつもの自分に戻っただけ。
また0から始めよう。
1から。