最初は、とある国の小さな村の何も持たない少年が単純に騎士になるために旅立つよくある話かなと思いましたが、世界観や設定がよく作り込まれており、主人公の少年クルスが様々な人・物に出会い、たくさんの努力と挫折をしながら成長していき、物語が進む程、天才とは、凡人とは、努力とは、そして「騎士」とは、と様々なことを考えさせられる深い素晴らしい作品です!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(113文字)
何もない主人公が夢を持つ。そしてその夢はとてつもなく遠く、儚いどころか周りは苛立つレベルの無謀。それでも立ち上がり、泥を啜り、遠回りでも夢だけを追う。そこへ至る道は一つではない。共感と逃…続きを読む
主人公がボロボロになりながらも前に進み続けようと進み続ける様は応援したくなる。
ワクワクと心躍り、読む手が止まらない物語に出会えました。作者様に感謝を。チート無し、主人公が努力で少しずつ成長していく王道の物語、良いですね。
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