本作では詩的な表現が多用されており、吟遊詩人が語り部というスタイルに適した雰囲気が作られていると思いました。柔和な文章と、戦争というテーマがコントラストをなしており、そこへ謎多き吟遊詩人の少年の存在があわさってオリジナリティ溢れる作品に仕上がっている印象です。