第20話
【和也です
よろしくです
ホント優斗さんから聞いてた通りメッチャ美人さんですね】
敬語ではあるものの何だかチャラチャラしている感が否めない。
苦手なタイプだなと思った。
とは言え美人と言われるのは悪い気はしない。
他の女子に妬まれるのも面倒だからそこそこにしておいてよね。
助け舟なのか【アルバムにメンバーのプロフィールと写真が載ってるから見てみてね
あとここでは年上年下関係なく皆タメ語でOKだからねー】と優斗さんが教えてくれた。
【明日香です
よろしくお願いします
美人な女子来てくれて嬉しいよ!】
【大輔だよ
よろしくね
ここの女の子はみんな可愛いよ】
アルバムを見に行っている間にもメッセージが入ってくるのが忙しなく感じる。
まずは管理人の優斗さんは三十九歳か。
かっこよくはないがワイルドで顔の作りが濃くて正直タイプだと思った。
なのに結婚してるんだよなぁ。
いい男性はもうすでに誰かのものが世の常か。
えっ、なにこの副管理人のあゆみって人、四十一歳じゃない。
グルチャの募集では三十代の男女と書いてあったから全員三十代なのかと思ってた。
遠くで鳴っている救急車のサイレンの音が段々と近づいてくるのが妙にイラッとする。
それはこのあゆみという女が私に無いもの、そして私が心のどこかで欲しいと多少なりとも思っているものを持っているからに他ならないだろう。
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