閉じる
表示設定
目次
平和に、さようなら
鉄と木で作られたベンチに
二人
制服を着た彼らは
なんぞ飲み物を持って
マスクをつけながら
しゃべっている
飲みたければマスクをずらし
一口二口飲んでマスクを戻す
律儀な二人
本当なら口の布など外して
話したいだろうに
どんな話題か分からないけど
目は弓になり、楽しい話らしい
ここからは聞こえない
二人が楽しいのは分かった
マスクが平和の証になるなんて
思いも寄らない世界になったもんだ
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます