第16話犬丸無銭飲食!の巻
―権俵領城下町―
山上家が権俵領へ進軍という一報を受けてる頃…犬丸は権俵領の城下町へと戻ってきていた。
「おぉ…小さい時、城下町に来た時は農地ばかりで、今みたいに長家とか工房なんてなくて貧しかったのに今は随分活気があるなぁ」
犬丸も様々な地を渡り歩いて来ていたが、権俵の城下町は見てきたどこの土地よりも発展してる様に見えた。
「そういや最初の腕試しで失敗したのってここのお城だったっけ…」
感慨深く昔の事を思い出していると辺りに美味しそうな香りが…
ぐきゅるるるる…
そういえば昨日の夜に食べたきりだったな…
「とりあえず何でもいいや食べるとしよう…そこの団子屋でいいか」
犬丸は近くの団子屋へ…
「店主! 団子と茶をくれ!」
「へいへいまいどあり、団子とお茶でございやすね? ってお客さん大きいですな」
そういうと店主は店に戻ってく…
しばらくすると茶店の店主が戻って来た、そして団子と茶を運び犬丸の座る長椅子へと置いて行く…その際一言「ごゆっくり」というとまた戻っていった。
「おっ!この団子旨いな…」
団子を堪能する犬丸…
そして食べ終わったので会計を済ます為に店主を呼んだ
「店主いくらだい?」
「団子とお茶で銅銭五枚になりやす」
代金を払う為に腰に下げた巾着袋を探る…穴が開いていた…
「…す、すまん袋に穴が開いていてお金を落としてしまったみたいだ…団子代は払えん…」
「えええええええええ! お客さんそれはないですよ!」
犬丸は団子屋の店主に怒鳴られる事になった…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます