第4話 3歳 2

目を開けると母さんが心配そうにこちらを見ている


「レイ!大丈夫ですか?」

「ん、うん大丈夫」


そう答えると母さんは安堵の様子を浮かべる


「よかったです」

「そういえば、父さんは?」

「ん?いるでしょう?」


と言い指をさした

その時の父さんは既に置物と一体化になっていた

おそらくだが、物凄い説教でもされたのだろう。


「回復魔法で今回はなんかなりましたが、あまり危険な真似しないでくださいね?」


その時一瞬だが母さんの背後に鬼が見えた


「う、うん」

「わかったならよろしいです」


そういうと、母さんはキッチンに行った


「なぁ、とうさん」


反応がないただの屍のようだ


「とうさん!」

「は!」

「やっときづいた」

「おぉ、悪い悪い、それでどうしたんだ?」

「さいごに、おれのあしとけんがあかくなったりゆうわかる?」

「あぁ、それか、それは肉体強化とその応用だな

というか初めてでそこまでいけるのはすごいぞ!」

「そうなんだ!」

「それに、俺も剣強化を使ってしまったしな」

「あ!だからけんがあおくなったのか!」

「あぁそういうことだな」

「おれもとっくんしたらきょうかつかえるのかな?」

「絶対に使えるとも、なぜなら父さんが教えるからな!」

「やったぁ!」


そんな話をしているとキッチンから母さんの声が聞こえてきた


「もうご飯の時間ですので、ご飯の用意してください」

「おう!」

「わかった!」


ご飯の用意が終わりみんなが席についた


「わぁーうまそう!」

「あぁそうだな!」

「当然です私が作りましたのですから」


今日のご飯は

ファンガの肉のソテーとガランソウのスープだった。

このファンガは、猪のツノをもっと凶暴にして大きくたのがファンガだ

ファンガは実に凶暴で初心者が挑むと

真っ直ぐ腹目掛けて突っ込んできて、当たると初心者ならば最悪死ぬ、だが方向転換ができないので、慣れてくるとすぐに倒せることから初心者キラーとも呼ばれている。(姿は父さんが持っていた冒険者記録をかってにみて、説明もよんだ)

ガランソウはこの世界でよくとられている薬草でそのまま食べたら少し苦いのだが、スープにするとなぜか苦味はなくな理美味しくなると有名らしい。(これも同様に父さんの冒険者記録から)


「「ファンガのにくおいしいー」」


口に含むと肉汁が溢れんばかりに出て

謎のソース(味はデミグラスソースに似ている)

が口に中に絡まって美味しい


「喜んでいただいて嬉しいです」

とお母さんも喜んでいた

「かあさん」

「どうしたのですかレイ?」

「まほうってなんなの?おきたとき、かいふくまほうとかいってたし」

「まだゆってませんでしたっけ?」

「うん」

「なら明日から教えましょう」

「やったぁ!」


喜んでいるとお父さんが割って入ってきた


「まてまて、俺は息子に剣術教えたいなぁ」

「でも貴方、怪我をさせてたではありませんか?」

「あれは、なんというか、あれ受けていたらぶつかったら「言い訳はいいですから」

「はい」

あ、負けたな、よし、ならば俺が助け舟を出そうじゃないか

「かあさん、ケガはしたけどそれはおれのせきにんだしとうさんは、わるくないんじゃないかな?」


そこからの上目遣い

「はぁ、わかりました。ならば午前は剣術昼休憩を挟み午後から魔法にしましょうか」


決まったな


「うんわかった!」

「レイそれじゃ少し自分の部屋に行って寝といてください私は旦那に話があるので」

「え、ちょまったすけ「さぁそこに座りなさい」


とうさんごめん、助けれなかった。

まぁ、頑張ってくれ。

お休みなさい


その日の夜男の泣き声が聞こえたとさ

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