第8話
こちらは……
「ダリア!まだなの?」
「お姉さま こちらが先よ!マ―ガレット!
靴は磨いたの?」
「はい!ただいま マ―ガレット動物さん達と打ち合わせ大丈夫?成功させなくっちゃ」
「もう しっかり済ませてるわ 大丈夫よ」
「なにしてるのよ !早くでるんだから ちゃんとやって あらこのドレスいいわね シンデレラよりセンスがあるわ」
「ありがとうございます」
何いってんのよ これソフィア様が準備してたんじゃない 途中までふふふ
「お昼はいかがいたしますか?」
「食べたら遅くなるわ 早くいくわよ」
「あらあら そんなに早く出なくても 王子様は逃げないわよ!」
あんたら見たら逃げるよ!
「かしこまりました では軽くつまめるものを準備してまいります」
「頼むわマ―ガレット」
カツカツカツ
ギ―ッ
バタン
チュンチュンチュ―ワン!
「しぃ~っ 静かにしてね!もう少ししたら バカ親子は出掛けるから あなた達分かってるわよね?」
チュンチュン(僕たちは舞踏会の時にあいつらのドレスだよね?任せて)チュ―(僕たちは 帰りの馬車だよね ソフィアの為に僕たち皆で頑張るよ!)ワン!(僕は そのあと!大丈夫 分かってるよ!)
「じゃあ 馬車が出発したら 一緒に 分からないように付いていってね!決行の時間までは見つからないようにね 特にワンちゃん」
(大丈夫 ちゃんと見つからないようにするから)
「じゃあお願いね さてこれは 腹ごしらえしとかないとね どうぞ!しっかり食べてね」
チュンチュンチュ―ワン!(ありがとう!いただきます!)
バタン
「こちら おつまみになれそうなもので作って参りました」
「あら 美味しいわ」
「そんなに食べたら……ホント美味しいわ!」
あっという間に空になり
パンパン!
「さぁ 貴女達!出掛けますよ!」
「「はい!お母様」」
ガチャン
ギ―ッ
バタン
「いってらっしゃいませ!」
カラカラカラカラ
馬車が進んでいった
「さぁ 行くわよ」
「みんな~準備は出来てる~?」
チュンチュンチュ―ワン!
「さぁ 頼むわよ!ソフィア様の為にも 頑張って頂戴!
(((任せて!)))
バサバサ チュ―チュ― ワン!
「動物さん達は行ったわね 私達も公爵家に帰りましょうか!」
「そうね もう用事は無いから 帰りましょ」
「セバスチャンさん ただいま戻りました」
「二人とも ご苦労だったな 奥様も労っておられた 首尾は?」
「上々でございますよ!」
バターン!
「帰ったぞ!」
怪物が……いや 公爵様のご帰還
「あなた!」
「おぉ 今戻った どうだ何もなかったか?」
シ――ン
「父上 お帰りなさい」
マシュ―が階段を降りつつ話しかける
「あ、あの……マシュ―様?」
ゆっくりと動く影が……
「なんだ?今 わか~~い声が?気のせいか?」
「あなた 実はマシュ―ちゃんに……ひそひそ」
「なに!マシュ―に嫁が出来たのか!」
バッシ―――ン!
「今 頭を殴られた気がするが?」
「そんな事ございませんわ」
後ろにハリセンを隠す奥様
「ですから まだお嫁さんではないの!」
「そ、そうか すまん!でも そうなるのだろう?」
「父上」
「おう マシュ― 留守の間ご苦労であった」
階段を降りてきたソフィアは皆の後ろにいたが マシュ―に呼ばれ
「ソフィア殿 こちらに」
「はい」
マシュ―の横にならび
「ソフィア殿 バルトロメウス公爵で俺の父上だ 父上こちらがソフィア・アンバ―伯爵令嬢だ 母上の看病をしていただいていた」
「初めておめにかかります ソフィア・アンバ―と申します」
綺麗な貴族の挨拶をするソフィア
「なに?アンバ―伯爵? そなたが あいつの娘御なのか? 継母の家族ではなく?」
「父をご存知なのですか?」
「知ってるも何も あいつとは学園からの付き合い しかも朝方 久しぶりに話してきたところだよ そうか貴女がソフィア…
マシュ―のおよめ…」
バッシ―――ン
ダブルで来ました!
ササッとハリセンを隠す奥様とセバスチャン
「痛い!」
「あなた!言ったでしょ!」
「うむ すまん」
「大丈夫ですか?公爵様?」
ソフィア殿が父上の心配を!
何て事だ 父上め!
「あぁ大丈夫 あいつに似て優しいな 宜しくソフィア」
「宜しくお願い致します」
「ソフィアは 舞踏会には?」
「うちから マシュ―と一緒に向かいますわ 勿論私達もよ」
「そうか!マシュ―を頼むな!」
「いえ 私の方こそ ホントに何から何までしていただいて マシュ―様にも 皆様にお世話になって 申し訳ございません」
「いや よいのだよ アンバ―伯爵の娘なら わが娘と同じである 皆 ソフィアの事はその様に心得よ!」
「畏まりました」
使用人皆が頭を下げる
「ソフィア殿 そのドレス似合ってます とても き、き、綺麗です。」
「ありがとうございます マシュ―様が選んでくださったのでしょう?そ、の、ぅれしいです」
二人とも真っ赤になって お互いの顔を見ることなく うつ向いて話している
公爵 奥様 セバスチャン 残りの使用人も生暖かく見守る
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