第44話 隊長
消防隊長だから忙しいんだと常に仕事をしている盛さん
歩行器を使って窓から見える山を確認
廊下へ出て、廊下から見える周囲の景色を見て異常なし!と
「隊長がいてくださると安心です。いつもありがとうございます。」と
巡回中の隊長へお伝えすると、笑顔の返答
ある日、遠くの山から黒い煙が出ていた
スタッフが
「隊長、黒い煙が出ています。」と煙が見える窓まで付き添って見てもらう
「黒い煙は、油とかいろいろ混ざるから黒い煙になるんだ。
畑で草だけを燃やせば白い煙なんだ。どこかが燃えてるな・・・」と
聞いていたスタッフ皆が
「勉強になります。」と感心して聞いていた。
20歳代の男性スタッフを大変気に入り
「次の隊長に育て上げる」と消防の心得を伝えている
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