崩壊 2への応援コメント
一気に物語が動き出した、まさに息を呑む回でした。
これまで啼義は「自分は何者なのか」と苦しみ続けていましたが、逃げるのではなく、自ら靂のもとへ向かったことに大きな成長を感じます。誰かに真実を暴かれるのではなく、自分の口で運命を受け入れようとする姿に胸を打たれました。
靂の「どうしてそう言い切れる?」という返しが印象的です。頭としては答えを理解しているはずなのに、どこかで「違う」と言ってほしい、まだ別の可能性があると言ってほしい──そんな育ての親としての願いが滲んでいるように感じました。
だからこそ、啼義の「俺が"竜の加護"の継承者だからだよ」という告白は、本当に重い一言でした。隠し通すことも、曖昧に誤魔化すこともできたはずなのに、靂を欺かず、自ら真実を突きつける覚悟を選んだ啼義の強さに引き込まれます。
前話までは疑惑だったものが、この一言で現実となり、物語は完全に後戻りできない局面へ突入しました。育ての父と育てられた子が、信頼ゆえに真実を語り合い、その真実が二人を引き裂こうとしている。この構図があまりにも切なく、それでいて次の展開が気になるという、まさに「崩壊」の幕開けを感じさせる、熱くも切ない一話でした。
作者からの返信
ありがとうございます!
そうなんです、ここの心の揺らぎ、葛藤は丁寧に描かなければと、何度も流れを確認しながら書いたので、啼義の決心や靂の親心の裏に潜む思いなど、読んでくださる方々にどこまで伝わるか、試行錯誤を重ねました。
物語はいよいよ後戻りのできないところへ転がり落ちていきます。
捉え方によってはこの先を読むのが恐ろしくなるばかりと思いますが、この崩壊があって、物語は本題、まさに本編への扉が開くので、矛盾はあるけど楽しみにして頂けたら本望です。
崩壊 1への応援コメント
まさに「信念」と「情」が真正面からぶつかり合う回でした。
啼義は自分の力を恐れ、「もうやめたい」と訴えているだけなのに、その言葉一つひとつが靂にとっては真実を暴く鍵になってしまうのが、とても切ないです。「どの竜だ?」という一言には、育ての親として信じたい気持ちと、頭として疑わなければならない使命の両方が込められているように感じました。
一方の啼義も、「竜の加護」という言葉に記憶の断片を揺さぶられ、自分自身が何者なのか分からなくなって逃げ出してしまいます。これまで真っ直ぐだった彼の心が、音を立てて揺らぎ始めた瞬間でした。
ダリュスカインの非情さが際立ちますね!彼は一切迷わず「始末しましょうか」と口にして背筋が凍る瞬間でした。
でも靂は「もしそうなら──私がやろう」と答える。この言葉は決意というより、自分に言い聞かせるための言葉に聞こえました。
最後の「刀を握る指先が震えていた」という描写が、この回のすべてを物語っています。長年追い続けた悲願を守る責務と、我が子のように育てた啼義を失いたくない気持ち。その相反する思いが痛いほど伝わってきて、胸が締め付けられる一話でした。タイトルの「崩壊」は、世界ではなく、まず靂自身の心が崩れ始めていることを示しているようにも感じました。
作者からの返信
引き続きの丁寧なコメント、ありがとうございます!
そしてものすごく細かい描写を汲み取ってくださり、作者冥利につきます!
ダリュスカインは、啼義に対し、敬う主人の息子的な存在ゆえ丁寧な態度で接してますが、その胸の内では、啼義が主人の敬愛を受け、自分の魔術以上の謎の力を有していることについて、どこか嫉妬のような、疎ましく思っている部分もあり、それが今回、あの非情な態度へと繋がっています。
一方で、ダリュスカインと足並みを揃えて来ていたはずの靂には、感情の乱れが起こって、2人は剥離していく。
ある種、ファンタジーの展開ではお決まりのパターンなのですが、それをどう、キャラの心情や情景で惹きつけて書けるかが課題だったように思いますので、そこもしっかり感じ取って頂けて嬉しいです。
亀裂 4への応援コメント
靂の葛藤がとても印象に残る一話でした。
これまでは冷静で迷いのない人物という印象でしたが、啼義の正体に疑念を抱いた途端、「頭としての義務」と「育ててきた情」の間で揺れ動く姿に、人間らしさが強く表れています。かつてなら迷わず切り捨てられたはずなのに、今回はそれができない。この変化だけでも、啼義が靂にとってどれほど大切な存在になっていたのかが伝わってきました。
幼少期の「竜の神様にお願いしたら風が吹いた」という何気ない思い出が、二年前の山火事の豪雨、そして現在の疑惑へと一本の線で繋がる構成が見事です。当時は微笑ましい逸話だった出来事が、今では物語の根幹を揺るがす伏線として立ち上がってくる展開に引き込まれました。
啼義が「なんかわかんねえけど、願ってみたら届かねえかなって思って」と照れながら語る場面は印象的ですね(*^^*)
本人には特別な力を誇示する気などまったくなく、ただ誰かを助けたいという純粋な願いが奇跡を起こしているように見えました。その無垢さがあるからこそ、「もし蒼空の竜の力だったら」という疑惑がより切なく響きます。
派手な戦闘はないものの、過去の伏線を丁寧に回収しながら、靂の心理描写で物語の緊張感を高める、とても読み応えのある回でした。夜明けまで眠れない靂の姿が、この先どんな決断を下すのかを強く気にさせる締めくくりだったと思います。
作者からの返信
朝霧さん、丁寧なコメントをありがとうございます!
この辺りは、今まで揺れ動くことのなかった靂に中に躊躇や戸惑いが生まれて、思い出すら疑念へと変わっていく岐路的な場面でした。
この懸念が、本人たちの意図とは裏腹にどんどん膨らんでいく様子は、書きながらも重いなと、どこかで救いがあればいいのにと思っていた記憶があります。
ある程度の厳しい状況がないと物語が始まらないので仕方ないとはいえ、靂の苦しみが垣間見えて、作者としては罪深い気分もありつつ…見守って頂けましたら幸いです。
(もう先まで読んでくださってますので、見守りも何もありませんが/笑)
亀裂 3への応援コメント
啼義の抱える過去の謎や力への葛藤が伝わり、内面の繊細さが印象深く描かれていらっしゃるなと思います。
幼い頃からの「居場所」である木の上で、彼が自分の起源や過去に想いを馳せる姿は、自然と読者の共感を誘います。
「竜の加護」という自らの力の目覚めが恐ろしく、拒絶したいと感じる心情は、ただ単に力を求める者とは異なる深みを感じますし、啼義の人間らしさが伝わってきます♪
作者からの返信
朝霧さん、いつも丁寧な応援コメントをありがとうございます!
本当に励みになります!
この時点で、啼義にはもう抗えない覚醒が迫ってきています。
この木に登って眺める景色は同じなのに、自分はどうしても同じままでいられない。悲しい葛藤の先に、啼義も追い詰められて行きます。
彼もまた、逃れられない決断を迫られていくのです。
亀裂 2への応援コメント
靂とダリュスカインが持つそれぞれの目的が明らかになり、物語が複雑に展開していくのが興味深いです。
啼義の力についての真実を探ろうとするダリュスカインの思惑と、慎重に計画を進めようとする靂の姿勢には重責や覚悟が表れています。
啼義が抱える負担を思いやりながらも、目的達成のためには彼の力が重要であると認識する二人の葛藤が切実に伝わってきます。
物語が進む中で、この力の正体が明かされることで、彼らの運命がどのように動いていくのか、続きがとても気になります。
作者からの返信
朝霧さん、応援コメントありがとうございます!
ぼんやりしていた疑問が形になってきて、それぞれの思惑と道がだんだんと乖離してきはじめる場面です。
ダリュスカインの勘は鋭く、心の中ではまだ決めてはならぬと自制していますが、潜在意識ではもう、啼義の存在が敵対の位置にあることを認識しています。
彼の認識が、どのように形に表れていくのか…第1章の最後に出る1つの決着を、ぜひ楽しみに読み進めてくださいませ。
亀裂 1への応援コメント
啼義が抱える「蒼空の竜」の謎と、ダリュスカインの揺れ動く心情が巧みに描かれています。
ダリュスカインは啼義を警戒しつつも弟のように思う気持ちがあり、彼の力を冷静に見つめる姿が印象的でした。
啼義の力の正体が明らかになるにつれ、物語全体が張り詰めた緊張感で満たされ、彼の運命と社の目的がどう絡み合うのか、先が気になりました。
彼らの信仰と竜の力との関わりが奥深く描かれていて、単なる魔術師同士の葛藤に留まらず、歴史と宿命が絡み合うのを感じます。まさにドラマですね!
結末が見えない不安感と啼義の過去への興味が募り、竜に纏わる伝承が彼らの未来にどう影響を及ぼすのか興味が尽きません♪
作者からの返信
朝霧さん、またしても丁寧で深い読み込みのコメントをありがとうございます!!こんなにしっかり読んで頂けて、本当に嬉しいです!
この辺りからやっと、物語の真の出発点に向けて緊張感が上がってきます。
第1章は不穏な要素が立ち込めているので、比較的重めな雰囲気で推移していますが、第二章になると解放されて少し空気が軽くなりますので(笑)、この不安と緊張感の中でそれぞれがどんな選択をしていくのか、ぜひ見届けてください。
予兆 4への応援コメント
魔術師ダリュスカインと啼義の複雑な関係性を通じて、力と孤独、そしてアイデンティティの探求がエモいです。
ダリュスカインの視点から語られることで、啼義が持つ特異な力への警戒心や彼の心の葛藤が浮き彫りになっていますし、啼義が靂の愛した女性姫沙夜と同じ髪色を持っていることが、彼の存在意義や過去の影響を強調されていて引き込まれます。
啼義は、自身の力に対する戸惑いや、靂との関係に苦しむ姿が非常に印象的です。彼は強力な魔力を秘めているにもかかわらず、その力を制御できずに苦しむ姿は、孤独と不安を象徴していますね。
特に夢の中で感じた温もりの喪失は、彼の心の奥深くにある渇望を示しており、彼の痛みを共感することができました。
物語全体を通じて、力の本質やその扱いに関する問いかけがなされており、啼義がその力をどのように受け入れ、成長していくのかが興味深い点です。また、ダリュスカインの存在が彼にとっての導きとなるのか、敵となるのかも気になるところです。
<予兆3と4の感想でした♪>
作者からの返信
わあぁぁぁぁっ!!!
すっごく丁寧な応援コメントを、ありがとうございますっ!
この辺りはまだまだ序盤で、今読み返すとだいぶ稚拙な文章もあるので少々気恥ずかしいのですが、こんなに深く読み解いて頂けて本望です。
ダリュスカインと啼義は、これから一筋縄ではいかない関係へともつれていきます。
物語の流れに伴い、人間関係や感情の変化、交錯や葛藤など、てんこ盛りで展開していきますので、この先も楽しんで頂けたら嬉しいです。
ープロローグーへの応援コメント
初めまして
twitterXからお邪魔させていただきました
しっかりとした重厚な展開を予想させる書き出しでこれからの物語の展開を楽しみにさせていただける余韻を感じました♫
これからもお邪魔させていただきますのでどうぞ宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
作者からの返信
朝霧さん初めまして!
お時間割いて読んでくださり&コメントまでありがとうございますっ!
全体的にシリアス重厚な物語ですが、仲間とのやり取りなど、随所にライトな部分も盛り込ませつつ、深く楽しんで頂けると思いますので、ちょっとした有意義な読書時間をお届けできたら嬉しいです🎵
ぜひごゆっくりお楽しみください。
亀裂 1への応援コメント
イベントに参加頂き、ありがとうございます!
火山の噴火と、そこにいた謎の赤ん坊との出会いから始まる物語。自分の正体が何なのかを追求する啼義と、婚約者である姫沙夜を探す靂。両者の視点から物語が展開していくのですね。啼義と姫沙夜の髪の色が同じということなので、この二人の関係性も気になります!蒼空の竜が啼義の正体かなと予想するも、後々の展開が楽しみです。あと、すごく読みやすかったです(*^^*)✨
稚作ではありますが、こちらにも遊びに来てくださると嬉しいです!
作者からの返信
ノエルアリさん初めまして!
子供が夏休みだったり、色々とバタバタしておりまして、お返事がだいぶ遅くなりすいません。
魅力的なイベントの企画、そして拙作を読んでくださり、ありがとうございました✨
この物語は、すごく昔の自分が未完で放置していたものですが、年月が経ってようやく完結できたので、その間の人生経験も豊富に盛り込まれております(笑)。折を見て、また続きも楽しんで頂けたら嬉しいです。
そちらにも遊びに行かせていただきますね!
〜エピローグ〜への応援コメント
はじめまして。
レキ様のかっこよさに撃たれ、お兄ちゃん護衛二人やリナちゃんとの関わりを経てのナギ君の成長に痺れ、ダリュさんが得た救いと最後の笛のくだりに涙させていただきました。
素敵な物語を、ありがとうございました。
作者からの返信
初めまして!
こちらこそ、お時間を割いての読了&とても励みになるコメントをありがとうございます!
この物語は、作者である私自身も、ナギがどこまで成長するのか、そしてダリュスカインとの決着もどうつけて行くのか、書くまで読めない部分がありました。
結果としては、誰もの胸の内に、何かしらの希望が残せたようで一安心です。
各キャラクターにスポットを当てた読み切りもございますので、気が向きましたらまたぜひ、覗いて見て頂けたら嬉しいです。
ありがとうございました!
〜エピローグ〜への応援コメント
最後まで読ませていただきました!
ナギさんが自分の運命を知って、悩みながらも成長していく姿がとても愛おしく、最後まで楽しく拝読いたしました。
笛によってレキさんとの思い出がよみがえるシーンは、思わず涙腺が緩んでしまいました……!
兄弟なようなイルギネスさんとの関係性も、リナさんとの初々しい関係もすごく好きです。
ダリュスカインさんとの、一言では言い表せない関係も!
ナギさんの言うように、これからも大変な日々が続きそうではありますが、大切な人と仲間に支えられて立派な「竜の加護の継承者」になっていくのだろうなと思います!
執筆お疲れ様でした。
素敵な物語をありがとうございました!
余談ですが、私イルギネスさんが好きです(笑)
作者からの返信
読了&応援コメント、ありがとうございます!!
とてもとてもじっくり読んで下さり、お忙しい中、励みになるコメントを綴ってくださった事、感謝いたします!
最初は、せっかく創作に戻ってきて、未完のままの原案を見つけたタイミングもあって、なんとなく完結させられたらいいなというだけの思いで書き始めましたが、物語が進むうちに、作者である自分にも見えなかったキャラの感情や展開が見えるようになるのは、私自身も楽しく、愛おしい時間となりました。
ナギたちの人生、物語はもちろんまだ続きます。それぞれが、それぞれの道をどう歩むのか、機会があれば綴りたいと思っておりますので、その時はまた、どうぞよろしくお願いいたします。
P.S.
イルギネスにファンコールありがとうございます。
彼にスポットを当てた短編もございますので、気が向いたらぜひ覗いてみてください^-^
破邪の光 5への応援コメント
ダリュスカインさんとナギさんの決着は、悲しいものでしたね。自分で返しに行けという、ナギさんの言葉でより悲しさが募ります。
光に包まれて消えたダリュスカインさんでしたが、きっと竜の神様が願いを叶えてくれたんだと信じたいですね。
そして、驃さんよくぞ無事で……!
本当に頑丈なんだなと失礼なことを思ってしまいました……。
作者からの返信
ありがとうございます。
最後の決着がどう着くのか、実は私自身も分からないまま書き進めていました。
もうこの辺、見えるままに映し撮ろうとしたものの、文章にするのはなかなか難しかったです。
驃がまさかの転落で、そこも自分で驚きましたが……彼がなんとか這い上がってきてくれて、本当に良かったと思います!
ここまで書き上がった時は、「みんなお疲れ様!」という気分でした。
北へ 5への応援コメント
合わせた瞳でなんとなく「そう」じゃないかと分かって、けれど今じゃないと頭を撫でるにとどめるって、とてももどかしいけれど、愛しいです……!
早く心のままに想いを告げられる時が来れば良いですね。
リナさん、ひとまず及第点ということですが、ここまでくるまで頑張りましたね!
心配なことはあると思いますが、彼女がついてきてくれればきっとナギさんにとっては百人力ですよ。
作者からの返信
寺音さん、丁寧にお読みくださって本当にありがとうございます!
ここは二人にとって大切な場面なので、慎重に場面のイメージを探りながら書きました。
ここから、ダリュスカインとの対峙の時に向けて物語が佳境に差し掛かって行くので、互いの思いを強さに変えて、頑張ってもらいます!
魔の刻石 5への応援コメント
今は敵となってますが、ナギさんの中にはダリュスカインさんと過ごした思い出もあって、それも確かに大切なものだったんですよね。
ただ、倒して終わりになんてできないですよ。
ナギさんの右肩、恐ろしいものが埋まっていたんですね。とても痛そうでしたが、無事に取り除くことができて良かったです!
作者からの返信
寺音さん応援コメントありがとうございます!
そうですね。
ナギとダリュスカインも、すごく仲が良かったとかではないけれど、ともに靂のそばにいて、ナギはダリュスカインに対して、負の感情を持っていたわけでもない。靂の仇ではあるけれど、少し時間が経って冷静に見つめ直しながら、どうすべきか考えられるようになってきました。
肩の不調を取り除き回復もできたので、ここからが対峙へ向けての再出発です。
旅の始まり 3への応援コメント
肖像画でナギさんに既視感を覚えていたのですね。そして弟さんを重ねて……。
イルギネスさんは元々親切な方なのでしょうが、ここまで甲斐甲斐しくナギさんのお世話をしてくれる理由が分かった気がします。
ナギさんの気持ちを受け止めてくれる人がいて良かったです。
作者からの返信
着々と読み進めて下さってありがとうございます!
この部分は物語のキーポイントの1つですが、イルギネスが弟を亡くした時のお話は、彼が主役の短編『Dear sword』に綴られているので、気が向いたら覗いてみて下さい。
ナギの心の傷が深いので、イルギネスのちょっと重いくらいの愛情というか世話焼きとのバランスが、かえってちょうど良いのかなと、読み返した時に思いました。
崩壊 4への応援コメント
ダリュスカインさんが、敵に回ってしまいましたか……。しかも、靂さんを始末したと!?
本当だとしたら、あまりに悲しすぎる別れではないですか(泣)
啼義さんはなんとかこの場を切り抜けたようですが、浮かんだ面影は誰のものなのか。
これからの旅路、楽しみに追わせていただきます。
作者からの返信
応援コメント、ありがとうございます!
そうなんです。ここは啼義にとっても厳しい場面で、それこそ王道的に故郷から切り離されるのですが、物語の中ではかなり悲しい展開です。
ですが今後、旅立った先では、新たな出会いや楽しい場面もたくさん待ち受けておりますので、ぜひ楽しみに読み進んで頂けたら嬉しいです。
崩壊 3への応援コメント
初めまして。コメント失礼いたします。
竜の力や拾われた赤子。正に王道と呼べるファンタジーの設定に、とてもワクワクしながら拝読しております。
一章は、自分の力が父の望むものではないと悩む啼義さんの葛藤と、靂さんの願いと長としての立場と、父としての想いが綯交ぜになって、苦しいけれどとても印象的な場面でした。
最後の抱擁が、親子の愛が垣間見れて好きです……
作者からの返信
寺音さん、お時間割いて読んで下さっただけでなく、コメントまでありがとうございますっ!
ワクワクがお届けできて嬉しいです。
第一章は、主人公周りの舞台説明を兼ねつつ、親子の絆も丁寧に描こうと奮闘した場面なので、そう言って頂けると頑張った甲斐があります。ありがとうございます。
破邪の光 5への応援コメント
お疲れ様でした〜!
どこに感想書こうか悩みましたが、ネタバレになるといけないのでこっちにします。
驃生きてて良かった〜!
なぎくんも一人でよく戦った!
カッコいい!!!
ダリュさんはどこに
作者からの返信
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!!
驃、降ってくる岩とか石とかに当たってかなり大変だったとは思いますが、なんとか上がってきました。その時の心理状況など、SSとかで書けたらいいなと密かに思いつつ…
ナギも頑張りました。最初は頼りなさすぎて大丈夫かなと心配していたんですが、ちゃんと成長してました!
ダリュさん…どうなったんでしょうね(汗)。
終幕まで頑張ります!
崩壊 3への応援コメント
鳥肌が立ちました……。これは反則級に格好いいです。
前話まで「使命を取るのか、情を取るのか」と揺れ続けていた靂が、ついに刀を抜いた瞬間は、本当に啼義を斬るのだと思いました。啼義も覚悟を決め、「早く殺れ」と叫ぶ場面は、お互いが相手の立場を理解しているからこその悲痛さがあり、息を詰めながら読み進めました。
だからこそ、振り下ろされた刃が斬ったのは命ではなく髪だったという展開には思わず息をのみました。「この髪をもって、お前は死したものとする」という一言が、本当に格好いい。ただ見逃したのではなく、頭としての責務を果たした形を残しながら、父として息子を生かす道を選んだ。これ以上ないほど靂らしい決断だったと思います。
さらに胸を打たれたのは、「十七年──気付けばその年月は、姫沙夜といた年月を越えていた」という一文です。この一文だけで、靂にとって啼義がどれほど大切な存在になっていたのかがすべて伝わってきました。血の繋がりはなくても、十七年という歳月が本物の親子にしていたんですね。
そして最後の「お前は、自分の道を生きろ」。これまで冷徹な頭として振る舞ってきた靂が、初めて父親として啼義を送り出した瞬間だったように感じました。啼義の「ありがとう」と一度だけの抱擁も、言葉以上に多くの想いが込められていて、本当に美しい締めくくりです。
ここまで積み重ねてきた親子の関係があったからこそ、この別れは涙なしでは読めませんでした。悲しい場面なのに、どこか清々しさも感じる、最高に熱くて格好いい一話でした。
作者からの返信
わあぁぁぁぁ〜!!!
もう本当、緻密に読み解いて頂いて、めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます!
この辺の場面は、本当に最初にこの話を書きかけていた10代の自分には書けない、出産と育児での経験を経て、やっと綴ることができた"親子の絆"と思います。
愛しい人への気持ちも消えてはいないけれど、啼義との日々がいつしかそれを追い抜いて大きなものになっていた。
それに気づいた靂は今度こそ、もう、愛した相手=息子同然の啼義の道が途絶えることのないよう、願いを込めて送り出します。
決して仲良し親子のような関係ではなかったけれど、心の奥では確かに親子の情があったのだと、互いがしっかり認識することで、この悲惨な状況でも、それが互いを支える柱となります。
そしてこの経験が、これからの啼義をしっかりと支えていきます。
啼義の冒険はそれこそこれからなので、ぜひこの先も楽しみに見守って頂けたら嬉しいです。