第14話 夜中の襲撃?
その夜の事・・・
二匹の魔狼は人の家に近づいてきた!
カラン!カラン!キャインキャイン・・・。バタバタ
足に糸が引っかかっり警戒の鳴子がなった・・・。
「なに?侵入者とは珍しいの!」ポール
「なになに?」俺
「誰かが敷地に入ったようだ!」ポール
「ソナー!・・・魔狼かな?」俺
小さいけど、昼のと似た反応だ!
「なに?おかしいの・・・
仲間が殺されたのにわざわざ来るわけが・・・そうか子供か」ポール
反しながら現場に着くと小さい狼のような影が悶えていた・・。
「魔狼の子供?あ本当だ!小さい!しかも白いね・・・」俺
鳴子の糸に絡まって二匹で悶えている白い狼・・・
「亜種のなのかもしれんな!」ポール
「殺すの?」俺
「しかたない」ポール
「ちょっと俺に任せて?」俺
「どうする気だ?まさか」ポール
「うん。懐かないか試したい。」俺
「無理に決まっておろうが・・・。まあやってみい」ポール
「やったー!」俺
白い犬はどうしても実家で買っていた犬を思い出して殺せない。
懐かせてやるんだ!
ダメージを与えないように雷で気絶させれないかな?
魔力を練り込んで魔狼の電気信号を確認・・・行ける!
バチバチン!!
二匹の意識を刈り取って気絶させることができた。
絡まった紐をほどいて、
簡易のケージを適当に作って、中に入れた。
朝になり目を覚ますとお腹が空いている風だった。
雷の影響もなさそうで元気そうだ。
肉でも食べるかと思って干し肉を置いたけど食べなかった。
なにを食べるのか分からずに、色々置いてみることにした。
野菜、果物、パン、魚、魔石・・・。
結局、肉魚以外を食べた!魔石も食べましたけど・・・大丈夫?
一週間程、食べ物を与えていると、
やせ細っていた体も直ぐにふっくらしてきて、
そのころには俺に大分懐いていた。
外に出しても、大丈夫そうだった。
勝手にどっか行くことはせずに、基本的にケージの中にいた。
賢いな・・・。
俺と爺ちゃんが狩に出かけると、
後ろから一定の距離を保ってついてきていた。
「賢い子らじゃの!」ポール
「うん。そうみたい。草食だしね・・・。」俺
「魔物が草食とは信じられんな!
じゃから畑を狙っておったのか!」ポール
「そうだね。
あの子達ガリガリだったから、そうとう食べ物で困っていたんだよ」俺
「うむ大分弱っていたようだしの・・・。
しかしよく手名付けたもんじゃ!」ポール
「食べ物上げただけだから簡単だったけどね」俺
俺の今のレベル
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名前:レイン・フォースター
年齢:10歳
属性:雷・風・水
レベル 15
体力:160
力 :160
魔力:350
知力:120
速さ:160
器用:200
運 :100
称号:導かれしもの。
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ポールのレベルは変動なし。
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