現実的な非現実達の日常 著:トルティーヤ
人間達は誤解している!!怪異たちの愚痴系シュールギャグ
ここから感想。
霊感を持つ少年が主人公のお話。
陰陽師の末裔らしく、霊感はあるのだがその力は血筋が薄れるにつれ退魔の能力は主人公のころには薄れてしまっているそうだ。
ここで、主人公の力が薄れてしまっていることからも分かるようにこの作品は戦闘がメインではない。
まあ、そもそもキャッチコピーにギャグと銘打ってある時点で、そんなことは分かり切っているが。
というわけで、内容について語っていこう。
といっても、会話が主体のこの作品では特筆すべき内容が出てくることはほとんどない。ここから、方向転換してシリアスな感じに持っていくのだとしたら別だが、今のところその気配はない。
あえて書くのだとしたら鬼の設定について語っているところだろうか。
赤鬼、黒鬼、黄鬼、の設定の出し方は非常にうまかった。
聞き役と説明役がきちんと分かれていて、読みやすかった。
一般の主人公の周辺に人間ではないものが集まっていく展開は伝説的作品である『涼宮ハルヒの憂鬱』を彷彿とさせるが、この作品はそれからシリアス展開を除いて、読みやすくしたような感じ。
まだまだ怪異がぞろぞろと集まっていく段階だと思うので今後の展開に期待。
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