図書館の蔵書を検索するシステムを「Online Public Access Catalog」といい、略して「OPAC」といいます。
このOPACちゃんに人格があったら、まぁ本作のように大変なことになるわけです。
ぽあー! 借りる気もないのに面白半分でR18ワードを検索し続けなきゃいけない一生なんてもう嫌ぽあー!😵
皆さんも、オパちゃんに触れ合う機会がありましたらたまには労わってあげましょう。「OPAC 偉い」「OPAC 役に立つ」と検索してあげるといいと思います。
笑ってしまう部分がありつつも、予算も人員も削減されていく図書館の窮状にも触れ、硬軟織り交ぜつつ面白い短編です! オススメです!
図書館。本棚に本が並び、その本棚が、何階にもわたって果てしなく続く場所。
その図書館で、探している本、なんとなく興味があることについて書いてある本に出会える。そのために必須なのが検索システムです。
その(擬人化された)検索システムから見た、図書館の情景の物語です。
たしかに、人間の司書には言えないようなことも、相手が機械だったら平気で検索してしまいますもんね。
それはともかく。
「もう情報を図書館で集める時代じゃない」、「利用者が減ったから図書館なんかなくていい」という議論が幅をきかす現状に対して、図書館の価値とか意義とかは何か、もういちど考えてみよう。
ああいうワードとか、こういうワードとかで検索して、それは数値目標にはぜんぜん反映しないかも知れないけど、それはやっぱり「人生経験」だし、そういうことができる場所はやっぱり必要なんですよ!
…というようなことを楽しく問題提起した作品…!
…だと私は感じました。
楽しく(^^)読める物語です。
物語を愛するすべてのみなさまにおすすめいたします。