応援コメント

其之二」への応援コメント

  • 祇園林の一羽の鴉の名が東市佐林真玄、糺の森の一羽の鷺の名が山城守津守正素と、名前までついて擬人化されているのは面白いですね。しかも正素の姫の恋文の書き振りが鳥跡類なき紫式部の源氏ほどというのは確かに縹緻穎才、尼鷺の乳母の手解きもお見事のご様子ですね。

    少し時間ができましたので、ささやかながら、コメントさせていただきました。

    作者からの返信

    中澤樣

    何時も温かいコメント頂戴しまして有り難うございます。
    今話は尼鷺の乳母のお節介、ならぬ面目躍如でしょうか、とはいえ畳み掛けるような物尽くし、乳母の陰に隠れて語り手もまた悪乗りして加担するものですから、訳者としても些か膨満感を催してしまいました……。

    この後もそれぞれの特性を反映させた、人間風の面白い名前を持つ鳥達が多く登場致しますので、ほんの少しだけご期待下さいませ(キビタキは如何でしょうか……?)。

    追伸:
    モモちゃん、なっちゃんのお写真に何時も癒やされております。

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  • 編集済

    活き活きと美しい描写に姫君の形も声も浮かぶようです。素敵な一話でした。
    続きを楽しみにさせて頂きます。

    作者からの返信

    小余綾香樣

    拙新作もまたご高覧下さいまして有り難うございます。

    擬軍記ということもあり、語り物のような文勢語気を何とか纏わせられないかと苦心しておりますうえ、註釈の按配など未だ試行錯誤の只中です……。

    ただ、古典文学にご造詣お有りの小余綾さん(否、小余さん、何とお呼びするのが善いか悩ましいところです)にもお愉しみ戴けます様に続話以降も工夫して参る所存です。何とぞ宜しくお付き合い下さいませ。

    編集済