希望か絶望か、隠された世界の真実とは
- ★★ Very Good!!
4章までまで読んだ時点でのレビューです。
現実世界と幻想世界。同じ時間軸上に並行して存在し、本来なら交わることのない筈の2つの世界の狭間にある〈箱庭〉。そこにある学園、ワールドエンドミスティアカデミーに主人公が入学するところから物語は始まります。
主人公に秘められた伝説とも言うべき能力。それを真に覚醒させるべく、世界を渡り歩いて訓練を積んでいきます。同時にその存在を巡って、創造主側に立つ妖精達とも対峙していきます。あの手この手の搦手に翻弄されながらもそれを見破り、乗り越えていく迫力のバトルは必読ものです。
誰もが思惑を秘めていて、所々に見え隠れする伏線。醸し出されるミステリアスな雰囲気に一気に惹き込まれ、次へを押す手が止まりませんでした!
これがイラスト1枚に付けられたたった200字の物語から始まったというのは驚きです。