働く上でのキャリアについて

アルバイト経験と向き不向き

 大学生になってから、アルバイトを始める方は多いと思われます。私は、大学のオープンキャンパススタッフと、短期大学の教授の業務のお手伝いをしていました。前者は月1~月2で5ヶ月、後者は7ヶ月を週2日行おこなっていました。就活で強みを見つけたという点では、2つとも良い経験になりましたね。


 オープンキャンパススタッフでは、高校生の接客や、会場設置などを担当していました。しかし、接客未経験で聴覚処理が苦手な私にとっては高校生の相手は難しかったです。よく先輩にお叱りを受けていたので、自分の得た知識でなんとか対応していた記憶があります。1年生の間だけ勤務していたので、3年生の今ならもっと良い接客ができると思うのですが、新型コロナウイルスの影響で、2年生頃足切りにされてしまいました。

 結果、経験値は少なめで終わってしまい、エピソードが少なめに終わってしまうことになります。



 2年生の春休みから今も続けている短期大学の教授のお手伝いは、PCで資料をコピーアンドペーストしたり、テストの間違いにチェックを入れたり、テストを集計したりしていました。先生方も優しい方が多く、お菓子や飲み物を差し入れしてくれたり、褒めて伸ばしてくれる先生が多いため、楽しく働くことができています。


 最初は厳しめの教授に当たり、


「業務は、効率よく」


 と指導を受け、自分なりの業務改善や仕事の仕方を確立していきました。テストのチェックを入れながら、間違いの多い生徒は教授に報告をしたり、表で字の余白の位置が違ってたら治していました。このように細かい違いを見つけて修正していく作業はASDに向いていると思われます。




 その2つのアルバイト経験から学んだことは、新しい環境に行くときは

「適性を見るには環境の適応力と自分の業務適性の2つがあり、両方合っているなら向いている」

 という結論に至ったのでした。やっぱり自分の物事のとらえ方で適性が変わってしまうので、なるべくポジティブに考えたほうが良いですね。

 業務適性は、本当にあると思います。私は聴覚処理と突然の業務変更が苦手なので、オープンキャンパススタッフの適性はおそらくありません!同性の先輩方との不仲もそれが要因ですね。環境は結構よかったんですけど、業務適性がジャマをした感じではありました。




 じゃあ、ASDの適性ってどんな感じなの?と感じる人もいると思うので、書いていきますね。ASDは、学力にでこぼこがある人と情緒面ででこぼこがある人の2種類に分かれるので、両方説明していきます。


 学力にでこぼこのある人は、情緒面は安定しているので、環境が良ければ一般就職もできます。好きなことが食べていける職種だったら、関連した仕事につけると良いですね。だけど、トラブルを起こしても気にしないでいられるので、周りが困ってしまうこともあるそうな。良くも悪くもマイペースですね。一般企業の自分の得意な分野の仕事につくことができれば幸せでしょう。



 情緒面にでこぼこのある私のようなタイプの人について。情緒は改善しようと努力してもできないので、障害者雇用で働いたほうが無難ぶなんです。情緒ばかりは私が伸びるように働きかけてもどうしようもできませんでした!接客ではなく、軽作業やデータ入力などの、単純作業に適性がありますね。




 参考になれば幸いです。


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