ラテラルシンキング

 このエッセイといえるのかはわからないものを三日ほど更新していなかったのですが、その間、ちょっと勉強していました。


 その中の一つが、ラテラルシンキング(水平思考)というものです。


 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、既存の概念や常識にとらわれることなく多角的な視点から斬新な発想を生み出す思考法だそうです。仕事で使えそうだと思って勉強したのですが、これは小説にも使えるんじゃないかな、と気づきました。


 多角的な視点から考えるためには前提条件をたくさん見つけて、そこから多岐にわたる結論を導き出す。それができたら、テンプレや王道の設定を使いつつも、新たな視点の結末が見えるかもしれない。そう考えてちょっとウキウキしました。


 と、簡単にラテラルシンキングについて説明しましたが、わかりやすい例を一つ。


 「7つのオレンジを2人で分けようと思います。どうやって分けますか?」


 私は1人3個ずつで、残りの1個を半分こにする、と考えました。


 ですが、ラテラルシンキングで考えてみると、全てのオレンジをジュースにしてそれを2人で分ける、という答えも出てくるそうです。


 なるほどです。そもそもオレンジをそのまま分けなければいけない、という前提条件はどこにもないんですよね。頭を柔軟にするためにも、この思考法はいいな、と思いました。

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