短い文の中にしっかりとホラーが乗せられた作品。
映像が頭にすらっと浮かんでくるような、そんなホラー。

連載もので一話からレビューを書くことはないのですが、最後の一文がよりこの作品に興味を惹く一文ではないかなと個人的には思いました。

そんな掌編に載せた、さっと読める一文、さっと青ざめてみては？

　ある日突然恐怖が口を開けている。
　そんな不意を突く怖さです。

体感して欲しいので多くは書きません。頭の中で関連性を描きながら読むとヒンヤリします。
今後もこの方向性で進むなら期待感ありです。