ポチっとつけたら女子走幅跳のアメリカ、タラ・デイビスさんがテンガロンかぶって登場したところでした。ポーズ決めてアメリカネイルでアイラブユーのハンドサイン！　一瞬メロイックポーズかと思いましたが脳裏でウェーイ！　と幻聴が聞こえたので違うのでしょう。

　ノータイムで半実況モードに突入しましたけど、また女子ですね……。天の邪鬼的な理由から狙って女子を見たのは前に書いた水球の女子くらいなんですけど、なんか今回は女子競技に出くわすことが多いですね。まぁいいんですけど。

　って、やり投げ女子の北口榛花さんが６０ｍ出しましたけど！？　ほわほわ系で大横ロビのご様子。そりゃそうだ、オリンピックだと決勝進出は初めてなんじゃないですか？　やったぜ。

　そうこう言ってる間に幅跳びがスタート、のっけからアメリカ飛ばしてるなぁ……というかさっきのテンガロンの子すげー！？　踏切位置を七センチ余して６ｍ８０越えてくるってことは、７ｍも射程圏内じゃないですか。んなこと言ってるうちに同じくアメリカのブリトニー・リースさんが６ｍ９０越えてきた！？

　走り幅跳びラスト、ドイツのミハンボが7ｍ越えてきたー！　たった３ｃｍを競う凄まじいマッチレースですよ。その裏でひっそりとテンガロンのタラ・デイビス選手は敗退。いい笑顔で手を振って、ニコニコしながらカメラを見つめて、カメラが離れて戻ったら泣いてる……。カメラに気づいた笑っとる……もらい泣きしそうになる気丈さに思わず両手を合わせそうになりました。

　そして始まる男子４００ｍハードル。陸上競技は同じ場所であれこれやるから数珠つなぎで色々と見れてちょっとお得感ありますよね。本命はノルウェーのワーホルムさん。２９年間破られなかった世界記録をひと月前に破ったんだそうです。ノリにノっていらっしゃいますな。

　個人的に、おお、と思ったのはイタリア、アレッサンドロ・シビリオさん。バレエ団にいそうなお顔立ちをしておられる。あとトルコのヤスマニ・コペジョさん。３３歳で決勝に登場とか、ちょっと凄い。さらにさらに、カイロン・マクスターさんはなんと英領はバージン諸島から！　ほへー。

　でもってスタート。シビリオ早いー！　最初の１００ｍでトップ！？　コーナー回りきってさすがにちょっと落ちてきたか？　アメリカ、ライ・ベンジャミンが追いすがる！　ハードル越えてまた詰まった！　ラスト一個――！？

　差が、広がってる？

　そのまま、そのまま、そのまま、世界記録ー！！　46秒切ってきたー！　って、ちょっと待てーい！　前回、自分が叩き出した記録は46秒74ですよ！？　なにを一気に一秒ちかくも縮めとるんじゃーい！　おめでとーう！　４００ｍハードルの歴史をノルウェーが変えていくとか、陸上の世界も変化は続いておりますなあ……。

＊ここまで書いてた。ここから追記＊

　サッカー、惜しかった……のかな？　

　いえ結果だけみれば惜しかったんですけど、なんかなんでもないパス回しの精度とかトラップの精度とか、細かい所の差がすごいあったような気がします。あと、久保さんと堂安さんを途中で下げたのは正直ちょっとどうなん……？　

　まあ、ワンチャンスを決めきったスペインが凄かった！

　……サッカーあんま知らないので、次のメキシコ戦がんばれーくらいしか言えぬ。