赤竜と相対せしは、英雄か、魔王か。

主人公は、英雄か、はたまた魔王か。
絶対的な王者たる赤き魔竜と、主人公と、仲間たち。または、仲間とは言いがたい存在たちも。

そして、ご都合主義的な展開は一切なく、むしろ、それを願いたくなるような、無常なるときも存在する。

それ故に、名前を持つもの、持たぬもの。登場するすべての存在が、確かに生きている。
そんな、重厚なご著作です。
時間をかけて、ゆっくりと、じっくりと。

どうぞ、歴史を、ご覧ください。

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