応援コメント

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  • とほのみかどのあをによしへの応援コメント

    雅な文とうつくしい掛詞ながら、どことなくめでたからざる雰囲気もあり、「蓑笠著けて」「牛頭馬頭」「閻魔羅闍」など怖ろしげな言葉が黒々とした色を添えているように思えます。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     どんなことにも、好ましからざるもの(物? 者? 鬼?)が紛れ込んでしまうのは、どうも防ぎようがないように存じます。

  • 惟余印度之藩王焉への応援コメント

    異国の「マハラジャ」というイメージが、漠然と、しかし確固としてまだ存在していた、そんなすこし古い時代の薫りを懐かしく感じました。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     僕が若い頃、マハラジャなるディスコがありました。
     また、マハラジャなる印度料理屋にはしばしば足を運びました。

  • 睥睨への応援コメント

    「何もかもがすつかり縮んでゐた」が、ここまでとは……男は故郷を出て、どれほどまでに成長してしまったのでしょうか。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     生まれ故郷には身の置き場も無いほどの図体に膨れ上がってしまったのかも知れません。
     哀れなことです。

  • 夏安居への応援コメント

    「天金鎚」という言葉にじわじわ来るユーモラスさを感じました。
    謡い手は、いつの間にか金属の仏となって即身成仏してしまったのでしょうか……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     究極の石部金吉金兜たる仁かも知れません。

  • 花びらの柄杓への応援コメント

    すこし寂しくも、懐かしげで静かな「僕」の頭の中の光景が、とても穏やかで美しく。
    永遠をも思い浮かべられる「僕」はきっと素敵な心の持ち主だという気がしました。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     おっしゃるとおり、寂しく穏やかな境地を描きたいと思いました。

  • 紐解への応援コメント

    不勉強にして「くわんじん」の意味がわからなかったのですが……幼子らしい未知なる相手への戸惑いの心をありありと感じました。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     「くわんじん」は「勧進」のことで、仏教における勧進ではなく、派生的な意味での勧進です。
     極貧層への救済制度が発達していなかった時代を描きました。

  • 浮舟への応援コメント

    リズムと情景に惹かれてつい読み入ってしまい、謡い手と弟にはどんな事情があるのだろうと考えました。

    作者からの返信

     いつもありがとうございます。
     弟にも木菟と蟇にも、生きとし生けるものそれぞれに複雑な事情がありますね。

  • 聖母月へのヒポクリシイへの応援コメント

    近代の貧しい者らの息吹と自然の風が、混然となって吹き抜けていったように感じました。

    作者からの返信

     いつもありがとうございます。
     

  • どんみりへの応援コメント

    昼間の白い月を見て、夜を迎えているであろう見えない半分を想うのは面白い視点ですね。空色の夜……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     見えないところに思いをいたしていきたいと思います。
     なかなか思うようにはできませんが。

  • 短日への応援コメント

    不思議と身に迫るものがある詩でした。
    昔はストーブの上に薬缶を載せて、冬場の加湿器にしていましたよね……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     ストーブに薬缶というアナログな生活が懐かしいです。

  • 金木犀と老爺への応援コメント

    こんな清濁の対照もあるんですね……と感服しましたが、後者の風は受けたくないです……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     おっしゃる通りあの風は厭なものです。

  • 今日の好き日にへの応援コメント

    「這」と「廻」との間に「ずり」が収まる、という視点がすごく斬新に感じました。
    たしかに、「ずり」の有無で相当の違いがありますね……。

  • ひつそりかんへの応援コメント

    引き込まれて読み入っていたら、唐突な展開に、本当に指に生えた目玉と目が合ったような気分になりました(^^;

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     指の目にしても、意図せずに〝本体〟と見つめ合うことになり、たいそう驚いたことでしょう。

  • とろゝへの応援コメント

    あっさりと片付くはずが、どうしようもなくとっ散らかったこの感じ。
    たしかに、むず痒いような気もしてきます。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     世の中、片付かぬことばかりで、こっそり致されることもありますね。

    編集済
  • みちへの応援コメント

    六行でなんとも言えない哀しみを感じさせてくるのが凄いです。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     生きるとは哀しいことですね。

  • 原罪への応援コメント

    題名の重さ(と内容)に反して、文章のリズムと結末とが軽妙で、つい歌いたくなります。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     人は歌を口ずさむように罪を犯し、自らが重ねている罪をさして意識することもなく、鼻歌を歌いながら生きていくものかも知れないと、そんな気も致します。

    編集済
  • 金平糖の釦への応援コメント

    この女は、狐が化しているのでしょうか。
    それとも、いとけない子供に殺意を抱いているのでしょうか。
    いずれにしても怖ろしい……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     天然の悪意というものは、何食わぬ顔をしつつ、すぐそこに立っているものですね。
     まあ、あれは悪でも善でもない、真実なのでしょうけれど。

  • 缺趾への応援コメント

    「生と死との斷絶」が本当に生々しく迫ってきます……。

    作者からの返信

     ありがとうございます。
     生と死は断絶しつつ常に隣り合わせですね。
     僕と世界も常に隣り合わせでありつつ断絶しています。
     僕が世界を見聞きし体感していると思っているのは、そのように僕のセンシングシステムが脳に生ぜしめている幻想に過ぎないのですね。

    編集済
  • 熊は居りませぬか?への応援コメント

    今年は特に熊被害のニュースを耳にするので、時世も鑑みて肝が冷えました。
    カタカナにしているところが、また感情がどこかに転げ落ちてしまったみたいで、じわじわと怖いのが良いですね。

    作者からの返信

     いつも、ありがとうございます。
     熊にしても多くは人間なぞには出会いたくなかろうと思うのですが、中には積極的に出会いを求め、剰え、獲って食おうという料簡の熊もある由、中々に剣呑です。
     羆ならずも月輪熊にもかような料簡のものがあるとか。世知辛い世の中になったものだと思います。
     熊にはまだ出会ったことはありませんが、猪には何度か山道を歩いている折に遭遇しており、群れであったり、大きな個体であったり、随分と怖い思いをしましたが、幸い、向うの方から逃げてくれたため、実にありがたいことでした。

  • 嘆息への応援コメント

    鬼や天狗の類を信じていた頃の人たちは、
    案外、心穏やかでいられたのかもしれませんね。

    鬼や天狗の類よりも、
    よっぽど人の方が一癖も二癖もあってややこしい……

    タイトルの「溜息」が随所に散りばめられていて、
    このアンニュイな雰囲気すごく好きです。

    作者からの返信

     読んでいただきありがとうございます。
     更に、ご感想まで頂戴し、非常に嬉しく喜んでおります。
     しんからしみじみ厭なことも多い世の中ですが、このように好いこともありますので、なるべく好いことの方に目を向けながら、日々を過ごして参りたいと存じます。
     ありがとうございました。


  • 編集済

    ヌートリアの泳ぐ川への応援コメント

    不思議な御作ですね。意識がヌートリアの泳ぐ川に水脈を曳くような、何かが左右に揺れた後の川面の流跡のような、その視覚的効果に先ず魅せられます。そして拝読した後には、私の見当違いとは思いつつも、想人か死者に対してか、独り寝覚めの孤悲しさを湛えるような印象を受けました。

    言葉そのものは勿論、そのコノテーションを探る愉悦をも味わうことの出来そうな、雅量に富む素晴らしい御作に思われます。ウソ(笑)ではございません、素晴らしいです。

    作者からの返信

     お読みいただき、ありがとうございます。
     その上、過分なお言葉まで頂戴し、非常に嬉しく、喜んでおります。

     ヌートリアという存在や、それが泳ぐ川が日本にもあることは存じておりますが、実のところ、僕はヌートリアというものを見たことも、それが生息するという川に行ったことも無いのです。

     調べたところ、狸獺だの、沼狸だの、河狸鼠だのといった漢語があるようですが、いずれの語からもからりと乾いた心地良さは感じられず、濕氣寒が僕の神經繊維から精神へじく〴〵と浸潤していくやうな、識閾下の壓迫に脅かされるが如き心持になります。

     又寫眞で見ますと、彼の獸は妙に赤茶けた長い門齒を有してをり、斯やうな事を申しては渠に對する禮を失するやうにも思はれますが、何やら隨分と汚らしく、剩へ腥い臭味にさへ僕の鼻腔から更には肺迄を侵されつゝあるべく感じられます。
     渠等にしても、僕等の事を警戒こそすれよもや歡迎抔しますまいから、彼我相互に友好的な關係抔到底結ばれさうには思はれません。

     生類は相憐れむべしとは重重存じてをりますけれども。何とも。

    編集済
  • とろゝへの応援コメント

    このどこにも行き着かぬ感じと
    なんとも言えぬ後味が好きです

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    気に入っていただけて、非常に嬉しいです。
    世の中というものは、万事片付かないものですね。

  • 短日への応援コメント

    呪文のやうな湯氣が気になりました。加湿器から出る蒸気も呪文⁉︎

    急に寒くなりましたので、あたたかくしてお過ごしくださいますように。

    作者からの返信

     お読みいただいた上、嬉しいコメントまで頂戴し、ありがとうございます。
     呪文のやうな湯氣は、気になりますね。
     耳には聞こえず目で見る呪文ですが、いかなる功験がありますやら。

     どうか風邪など召されぬよう、おいといください。
     

    編集済
  • 海色への応援コメント

    ハナダ色の海が浮かびます

    作者からの返信

    読んでいただき、コメントまで頂戴し、ありがとうございます。
    非常に嬉しいです。
    今後ともよろしくお願いいたします。

  • 金木犀と老爺への応援コメント

    素晴らしいとしか言いようがないのです。
    とても奥深く言葉ひとつひとつが難しく
    私のような者では辞書がなければ表現できないと思いながら読ませていただきました。

    ありがとうございました😊

    作者からの返信

     いつも読んだいただき、本当にありがとうございます。
     のみならず、過分なるお言葉を頂戴し、恐悦しております。
     いかにも衒ったような不遜な表現になっていないかと、危惧しております。
     今後とも、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

  • 海色への応援コメント

    素晴らしいです

    作者からの返信

     いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。
     また、今日は過分なコメントも頂戴し、非常に嬉しいです。
     今後ともよろしくお願い申し上げます。

  • 燕來ぬ家への応援コメント

    学校での古典の成績はさんざんなものでしたが、古語、旧字体の雰囲気が大好きなんです。ルビをふってくださっているのも、すごくありがたいです。

    作者からの返信

     読んでいただき、また、コメントまでいただきありがとうございます。
     僕も、昔の言葉遣いの響きや、昔の文字の造形に惹かれて、未来志向ではなく、過去嗜好の後ろ向きにとぼとぼと歩いています。